非天マザー by B-CHAN

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喜びの効用の大きさ比較

寄付 

 

多くの人、普通の人は、自分が何かを手に入れたら喜びます。

そのためにがんばって働いて、おカネを貯めて欲しいモノを手に入れます。

欲しい腕時計を手に入れる。

欲しいクルマを手に入れる。

 

自分が自分のために手に入れて自分が喜ぶわけです。

 

一方で、世の中には寄付をする人がいます。

ボクもです。

 

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寄付のような行為は本人には経済的なメリットはありません。

そりゃそうです。自分の財産を減らして他の人に移転させるわけですから。

だから、自分のためにモノを買って喜ぶタイプの人から見たらメリットがわからないわけです。

なので、偽善だとか売名行為だと言って批判する人もいるんですね。

 

でもそれは間違いです。

なぜなら、寄付行為をする人は、ちゃんと自分の欲望を満たしているからです。

 

例えば、あなたに大切な子供や孫がいるとしましょう。

自分の子供や孫に何かを買い与えて、とても喜ばれたら、自分も嬉しくなりますよね。

自分のためではなく、自分以外の人に財産を移転しているのに、自分も嬉しいわけです。

 

喜ぶ心

 

そうなんです。

人間は心の生き物。

喜びはモノだけから得られるのでは無いんです。

自分の大好きな人が喜んだら、やっぱり自分も嬉しいんです。

 

恋人へのプレゼントだってそうですよね。

直接的に喜ぶのはもちろんプレゼントをもらった人。

でもその喜ぶ姿を見ると、プレゼントをあげた人も嬉しくなります。

 

自分で自分にモノを買うというのは、喜ぶのは自分だけ。

 

でも誰かに何かをあげるというのは、喜ぶのは相手と自分の両方。

こう考えると効果がとても大きいんです。

 

だからボクも継続寄付をしていても損しているとはこれっぽっちも思っていなくて、寄付のおかげで誰かが助かっていると思えば、ボク自身も嬉しいわけです。

つまり、ボクはきちんと自分の欲望を満たしているのです。

よって、偽善とか売名行為などと心配してもらう必要も無いんですね。

 

たった一度の貴重な人生で、そういうつまらない目的を持つことは自分自身が何よりイヤですしね。

 

自分で自分にモノを買った時の喜びを数値で表すと80点。

誰かに何かをあげた時に相手が喜ぶのを見た自分の喜びを数値で表すと100点。

だったら迷わず後者です。

無理しているわけでも偽善でもなく、自分にもきちんと、より大きなメリットがあるんですから。

 

世界の人たちが本当に平和に仲良く暮らすには、そういったことにみんなが気づくことが大切なんじゃないかな、ボクはそう思うわけです。

 

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