森沢洋介、市橋敬三の対抗本
ボクがこのブログで以前から一押ししているのが森沢洋介さんや市橋敬三さんの著書。↓
英語の勉強法を根本的に見直してみた(森沢洋介氏の著書)
「話すための英文法」(市橋敬三著)シリーズ
難しい大学入試の英文を読めたり、TOEICで高得点が取れるのに、話すのはさっぱりダメという典型的な日本人の為の本です。
考え方はどれも同じ。
話すために必要なのは高度な文法や難しい語彙では無く、中学生レベルの文法、語彙、そして口に出しての繰り返しのトレーニング。
上記の森沢さんや市橋さんの著書と同じ考え方で、さらにトレーニングしやすくしたのが次の本です。
紙の書籍版もありますし、Kindleの電子書籍もあります。
ボクはKindle版をiPhoneに入れて読んでいます。
すべての例文の音声もWebサイトからダウンロードできるので、iTunesに保存してiPhoneで聴いています。
たった7語の簡単な単語を使った例文が7つ。
これで1レッスン。
それが全部で55レッスンあります。
これをひたすら毎日繰り返すだけです。
1冊読み終えたら終わりでは無く、また最初から2周目、3周目、4周目と繰り返していきます。
この考え方も森沢さん、市橋さんと同じです。
市橋さんは1冊の本を最低でも80周、つまり80回同じ本を読みなさいと言っています。
それくらい基礎練習が大事なんですね。
難解な例文だと読み進むだけでも大変ですが、この本はとにかく簡単なので、どんどん進めます。
英語学習に限らず、何かの道で一流になるためには毎日の習慣化が大切である事は多くの書物で語られていますし、多くの人が語っています。
例え朝のわずかな時間でも毎日毎日訓練する。
そうすれば「必ず」話せるようになります。
逆に言えば、英語を勉強しているのに話せない人は、サボっているだけのことですね。
頭の良さはいっさい関係ありません。
イギリス人やアメリカ人が頭の良さに関係無く全員が英語を話せるのは、毎日英語を使っているからですね。
希望が見えてきませんか?
頭の良い人しか英語を話せないのなら、あきらめる人も出てくるでしょうけど、そうではなく、訓練すれば誰でも必ず英語を話せるんですから。
この本のもうひとつの特徴は、著者が外国人なので、ネイティブな英語しか例文に載っていないことです。
日本の英語の教科書に載っているのは、非常に難しい文法なのにネイティブが絶対に使わないような例文です。
そんなのは覚えても無駄と言うことですよね。
実際に使う英文を、なるべく簡単に、そして必ず使えるようにする。
今まで、良い教材に巡り会わなかった人、とりあえず他を置いておいて、この本を何周もやってみてください。
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