独立とは自分の責任で仕事をすること
ボクは生活柄、経営者とお会いすることが多いです。サラリーマンと経営者はまったく異なります。
経営者はビジネスモデル、収入、リスクなどの責任を自分に置きます。
サラリーマンは責任は会社がとってくれます。
たとえ会社が赤字でも社員の給料がマイナスにならないのは、巨額の赤字を出したパナソニックやNECや富士通やシャープやSONYなどを見ればわかりますよね。
経営者をやればわかりますが、その難易度はサラリーマンの100倍だと思った方がいいでしょう。
「サラリーマンも大変なんだぞ!」
と言いたいサラリーマンもいるでしょうが、その大変なサラリーマンの100倍大変なのが経営者だと思ってください。
信じられない人は今すぐサラリーマンを辞めて事業を始めれば、あっさりわかります。
そんな大変な経営者ですが、何よりも大切なのは誠実さ。
お客さんを自分でとる以上、誠実に仕事をするのはとても大事です。
どんなに高度な技術を持っていても、ウソばかりついたり約束を守れないような仕事ぶりではお客さんは離れていきます。
しかし、たったひとつだけ、ハッタリ(ウソと書くと深刻なので)をかましても良いことがあります。
それは「自信」です。
独立して事業を始めた人は誰でも不安になります。
それは当たり前のことです。
しかし、その不安を全面に表して仕事をするような人にお客さんは安心して仕事を任せられません。
また不安なマインドはえてしてミスを誘発しやすいモノです。
独立すると言うことは、それまでにいろんなことを学び、準備してきたはずです。
例え心の中に不安があっても、それは心の中にしまっておいて、堂々と自信を持って仕事をしてください。
それは決して横柄な態度という意味ではありません。
お客さんに与える安心感です。
自信が安心感を与え、安心したお客さんは仕事を任せ、それがまた自信になります。
これが、ボクの周りの独立した人たちへのメッセージです。
何もたいした取り柄の無いボクだって、この文章を自信満々に書いているんですよ。
なぜなら、これを見て自信を持って進んでくれる人が必ずいると信じているからです。