憲法の役割
憲法改正論議が活発です。
ボクは憲法は改正した方が良いと思うんですが、ひとつだけ忘れてはいけないことがあります。
憲法は国家から国民が与えられるモノでは無いということです。
憲法は国家の暴走を防ぐために国民が勝ち取るモノです。
例えば北朝鮮などの独裁国家では国民の人権よりも国家が優先します。
日本がそういう道を歩んではいけないんですね。
今の日本国憲法には素晴らしい部分がたくさんありますが、それを与えられた憲法としてではなく、国民が国民のために作り上げた憲法とすることが大切です。
だから、素晴らしい部分は残し、時代に合わない部分は改正し、自分たちで新しい憲法を作る必要があると思うんですよ。
繰り返しますが、憲法は国家の暴走を防ぐために国民が作るモノです。
国民を縛るためのモノではありません。
だから、現在の日本国憲法によって保証されている人権を縮小するような新しい憲法案には反対すべきですし、そんな憲法の国家に子供を残すのは、子供が不憫で恐ろしいことです。
憲法で国家の暴走を防いで国民を守り、各種法律で社会秩序を維持する。
当たり前のことですが、憲法改正議論には、その視点を忘れてはならないと思います。