Twitterのサークル
Twitterに新機能、サークルが登場しました。
ツイートを送信する相手を選択できる機能なので、メールの同報送信のようなモノですね。
これによって、ツイートを見られたくない相手には見せなくて済みます。
と言う話ですが、結局、それは人間の信頼性に委ねられます。
違反するコトは自由にできる
世の中に禁止事項はたくさんありますが、それを破る人もたくさんいます。
例えば、法律上、人の命を奪えば処罰されますが、それでも毎年のようにたくさんの殺人事件が起こります。
やったコトに対して処罰はできますが、やるコト自体を防ぐコトはできなくて、やるかやらないかは人間の個々の性質に委ねられています。
Twitterのサークルも、メールの同報送信も同じ。
送られた内容を無関係な赤の他人に漏らしてはいけないんですが、それでもその気になれば、漏らすコトはカンタンです。
銀行員が、お客さんの預金額を他人に無断で公表するコトはダメですが、ダメを承知で漏らそうと思えば漏らせます。
漏らした人は処罰されますが、だからと言って漏れた情報を知った人々の記憶から消すコトは至難の業ですね。
Twitterのサークルで受け取った誰かのツイートを、サークルメンバーの誰かが勝手にスクリーンショットを撮って世間に公開するかも知れません。
ホントに漏れてはいけない重要な機密は、自分以外の人間に話さないコトしか守る方法は無いのです。
ネット上で送信する必然性が無い機密情報は、例えTwitterのサークル機能であっても送信しない。
そのように心がけたいモノですね。