非天マザー by B-CHAN

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紙の書籍での冊数と電子書籍の冊数は違うと言う話

電子書籍

 

 

ボクがAmazonのKindle電子書籍を初めて買ったのは2010年なので、すでに10年以上、電子書籍を読んでいます。

と言うより、すでに10年以上、紙の書籍をほとんど読まなくなりました。

 

Kindleのサイトで確認すると、ボクがこれまでに買ったKindleの電子書籍の数は2559冊。

毎年平均、200冊くらい買っている計算ですね。

 

紙の書籍と違って、この2559冊は、いつでもどこでも読めるわけです。

この、紙の書籍では実現できない圧倒的なメリットのおかげで、ボクはずいぶん助けられました。

同じ本が、紙の書籍と電子書籍とで出版されている場合、確実に電子書籍版を買っています。

 

ところで、まだ紙の書籍の概念に引っ張られている部分があると思うんですよ。

 

 

冊数

 

 

漫画の場合、スマートフォンで読みやすいレイアウトで読ませる作品もすでに多数登場していますが、一方で、昔ながらの紙の漫画のレイアウトを踏襲している作品もたくさんありますよね。

それぞれに一長一短なので、ボク的にはどちらでも良いんですが、ひとつ言えるのは、電子書籍では、紙の書籍の冊数にこだわる必要は無いと言うコトです。

 

上で書いたように、電子書籍で2559冊もあると、Kindleアプリの本棚画面に2559個もの本の表紙アイコンが並ぶコトになります。

これ、無意味なんですよね。

 

これを見てください。

 

Kindleを大合本で検索

 

Kindle電子書籍では、大合本と言う概念が登場しています。

これは、紙の書籍での数冊分を1冊にした概念です。

 

例えば、ボクは、子連れ狼を全巻持っているんですが、元々は全28巻です。

ところが、大合本シリーズがKindleで売られていて、その第1巻はこれです。

 

 

 

この大合本第1巻には元の第1巻から第3巻までが収録されています。

なので大合本版は全10巻で終わります。

こうするコトで、Kindleアプリに並ぶアイコンの数が18個も減らせるわけです。

管理がラクですよね。

 

でも、もっと言えば、超大合本として、ボクは全28巻を1冊にまとめた電子書籍を出して欲しいと思っています。

すでに完結した作品であり、これ以上増えるコトは無いわけですから、作るコトはできると思うんです。

そうすれば、Kindleアプリの本棚には1作品で1個。

 

実はそんな作品も存在します。

ボクが大好きで何度も読んだ吉川英治三国志。

これも、元は全10冊ですし、そのKindle版も売られていますが、同時に、全1冊版も売られています。

 

 

 

これは紙の書籍では絶対に実現できない形です。

旅先にいつでもどこでも10冊を持って行って読むコトができる。

電子書籍、すばらしいです。

このように、紙の概念に引っ張られない発想で発展してくれれば良いなと思います。