書店
本屋さん(書店)の数が激減しています。
それに対して、人口減少対策が必要だと言う話があります。
ボクは、そうは考えないんですね。
電子書籍
人口減少は日本の一番重要な問題です。
外交問題や経済対策など、他にも重要な問題はありますが、人口減少問題はすでに発生していて、日本国民の生活を着実に苦しめる問題です。
でも、書店減少って、単なるパラダイムシフトだと思うんですよね。
活字離れと言う言葉を聞いて久しいですが、ボクは違います。
電子書籍が登場してからと言うもの、ボクはほぼ電子書籍しか読まなくなりました。
そのメリットが大きすぎるからです。
おかげで、ボクの読書量は飛躍的に増えました。
人やモノを運搬するのに、昔は馬を使っていました。
現代社会で馬を使う人はほとんどいません。
もちろん、馬に愛着がある人もいるでしょう。
それと同じ話で、音楽にしても書籍にしても、レコード盤とか紙の本に愛着がある人もいます。
でも、それは愛着レベル、趣味レベルなんですね。
極小マーケットです。
やがて、通貨も書籍もすべて電子化されるでしょう。
毎月の給料を現金で受け取っている人、あまりいませんよね?
現金でのやり取りは管理上も実務上も面倒ですからね。
と言うわけで、書店数の減少は、単なる文明の進歩です。
レコードプレーヤーの針が売れなくなったと嘆いても、馬のエサが売れなくなったと嘆いても、それは時代なんです。
昔は当たり前に存在した業種でも、すでにほとんど残っていないモノは他にもいろいろありますよね。