ジュラシック最新作
ジュラシックシリーズの最新作であるジュラシック・ワールド 復活の大地を見て来ました。
初代ジュラシック・パークが公開されたのが1993年。
あれから32年ですか。
ボクはシリーズをすべて見ています。
初代が公開されたときのコトは覚えています。
あのシナリオは画期的。
そして映像も画期的。
それが当時の評価でした。
慣れ
今回の最新作。
おそらく初代に引けを取らないストーリーと映像の迫力だと思います。
CGのクオリティは30年分以上進化しているので、初代よりずっと高品質だと思います。
でも、見ながら思ったんです。
7作目にもなると、慣れてしまっています。
例えば、登場人物のうち、誰が途中で絶命するか。
そして、誰が最後まで生き残るか。
これは、ほぼ予想どおりになってしまいました。
つまり、初代からの流れが踏襲されているので、概ね、予想ができてしまうのです。
そして、映像。
いやあ、とてつもなく迫力ある映像です。
ですが、初代の映像を見た頃の衝撃はありません。
映像自体は初代をはるかに超えているので、もし、この映像を32年前に見たのなら、腰を抜かすでしょう。
でも、あの恐竜たちの大迫力映像を32年も見ていると、慣れてしまっているのです。
これは映画が悪いのではありません。
人間の慣れが悪いのです。
ジュラシックシリーズとは、何人かの人たちが恐竜の居住区に足を踏み入れ、何人かが犠牲になり、何人かが生還する。
それを大迫力の映像で見せる。
そして、次回作への布石がある。
これの繰り返しです。
次回以降も、人間の慣れを覆さない限り、同じなのかも知れません。