選挙
明日は衆議院議員選挙です。
ボクは選挙には毎回投票に行きます。
ところで、民主的に多数決で選ばれた議員、なんて言い方をする人が少なからずいます。
多数決が民主的な方法だと思い込んでいるんですね。
国や地方自治体等で行われる多数決の選挙と言うのは、民主的とは言えないんですよ。
多数決とはあくまでも、多数の人の意見が優先される制度と言う意味です。
民主的とは関係ありません。
選挙制度はなぜ多数決なのか
でも、国会議員や地方議会議員の選挙は多数決です。
得票数の多い人が当選です。
だから、多数決が民主的であると思い込んでいる人が多いわけです。
選挙で民主的に選ばれた政治家を支持しよう、なんて言い方になってしまうんですね。
選挙制度で多数決が導入されているのは、他に方法が無いからですよ。
例えば、学校の30人の学級で決め事をする場合は、30人で議論するコトができます。
でも、日本人1億人が議論するのは不可能ですよね。
だから、ホントは議論するのが理想な民主的方法なんですが、物理的に無理なので、仕方が無く、多数決と言う民主的では無い方法で選挙を行うわけです。
選挙が多数決だから、多数決は民主的な方法だと言うのは、間違っているわけです。
よって、多数決で選ばれた以上、政治家は民主的な方法で選ばれた人では無い権力者なので、ボクは、どの政党のどんな政治家に対しても常に批判的なのです。
日本は民主主義の国なので、権力者を支持するコト自体が大間違いなのです。
権力者が国民様を支持するのが正しいのです。