おいしい話なんて無い
おいしい話に飛び付くと痛い目に遭った。
よく聞きますよねえ。
おいしい話、の定義にもよりますが、例えば、おカネが儲かる話だとしましょう。
おカネが儲かるかどうかを考えるときに通るのが、リスクとリターンなんです。
ラクをしたいのか
おいしい話なんて無い、と言ってしまう人。
そうでも無いんですよ。
おカネが儲かる話なんてたくさんありますし、実際におカネを稼いで資産家になった人もたくさんいます。
むしろ、その前提条件が大事なんですよ。
ラクしてカネ儲けをしたい。
と言うのであれば、それは難しいです。
人は、難易度の高い方におカネを出したがる性質が強いからです。
例えば、音楽。
立派な演奏と下手な演奏。
考えればわかるでしょうけど、たいていの人は立派な演奏におカネを出します。
立派な演奏をするためには、並外れた努力が必要なのです。
つまり、難しいのです。
投資のような儲け話でも同じです。
大きな金額を得るには、高いリスクを受け入れる必要があります。
ハイリスク・ハイリターンの大原則。
おいしい儲け話に飛び付いて損した人。
その人は、ラクして儲けたかった可能性が非常に高いです。
そうでは無いんですよ。
人並み外れた努力をすれば大金を稼げる。
そんな、おいしい儲け話はあるんです。
あとは、その人が努力をするかどうか、リスクを受け入れるかどうか。
稼げなかった原因は、おいしい話がウソだったのでは無く、稼げるほど努力をしなかった、リスクを受け入れなかったからです。
給料が上がらないと嘆いている人。
収入を増やしたければ、サラリーマンをやめて起業すればいいんです。
大きなリスクと引き換えに、大金を稼ぐ機会が存在します。
逆にサラリーマンである以上、給料の上昇には限界がありますが、それと引き換えに、安定と言うメリットを享受しているわけです。
おいしい話を非難するのはボクはおかしいと思います。
おいしい話を実現できる人こそ、おいしい話を享受できるのです。
カンタンに稼げると思うコトが間違いなのです。
宝くじが当たらないと怒っている人。
アレは最もラクして稼ぎたい人が買うモノです。
マジメな人は買いません。
ラクしてカネ儲けしたい人が報われないのは当然なのです。