キャッシュレス
ここ数年で電子マネー、キャッシュレスの機運が高まりましたが、まだまだ現金派の人もいます。
合理的な理由があればそれでも良いんですが、単に、昔ながらのモノが良いと言うだけの人もいます。
そもそも、あらゆるモノは、歴史の途中から出て来たのです。
今の現金だって、登場したのは数十年前ですし、人類の歴史でも現金が使われ出したのは、せいぜい数百年前か数千年前です。
つまり、電子マネーだって現金だって昔は無かったのです。
古いモノが良いと言う理由で電子マネーを使わずに現金を使う人は、そう言う理由では矛盾ですよね。
現金だって昔は無かったわけですから。
電子マネーのメリット
ボクはこのブログでも電子マネーの推進を訴えて来ましたが、それはもちろん利便性が理由です。
しかし、もうひとつ、現金の匿名性に問題があると考えるのです。
AさんがBさんにこっそり現金を渡しても、記録にも履歴にも残りません。
これこそが、犯罪の大きな手段となります。
政治家の賄賂も、政治資金の不正利用も、現金なら証拠が残らないのです。
現金をすべて消滅させて、電子マネー化すれば、あらゆる取引が記録に残ります。
つまり、悪事に利用できなくなるのです。
悪事が起こってから懸命に捜査するよりも、悪事を起こしたら即座に履歴が付く方が圧倒的に社会としてはクリーンで合理的ですよね。
これに反対するのは、カネに後ろめたいコトがある人だと思いませんか？
