資本はよく育つ
ピケティの本が大ブームになりましたね。
この本に出てくる数式が有名になりました。
r > g
rは資本収益率
gは経済成長率
簡単に言うと、rはおカネ、gは給料だと思ってください。
労働者が一生懸命働いて給料をもらっても、おカネ持ちには勝てないという式です。
おカネを持ってる人は、それを人に貸して利息を取ったり、投資したりして増やせますよね。
サラリーマンがいくらがんばって働いても、そういうおカネ持ちのおカネの増やし方には追いつけないということなんですよ。
つまり、おカネ持ちはますますおカネ持ちに、貧しい人はますます貧しく、そうやって格差が広がるという話です。
もう、切ないですねえ。
でも現実に起こっている話です。
サラリーマンにできること
それを聞いたサラリーマンであるあなた、投げやりになって、おカネをタバコやパチンコに使ってませんか?
それじゃあ解決しません。
解決するには?
答えは出てるじゃないですか。
答えは、
r > g
ですよ。
gつまり給料のままだとあまり増えないわけですから、それをrにすればいいんです。
rつまり、株式ですよ、株式。
給料を資本に変化させるわけです。
給料をもらうたびに、それで何かを買って消費してしまう人は、そのチャンスをみすみす逃しているわけです。
それで、いつまでたっても貧しいまま、と。
世の中には生まれた時から裕福な家庭の人もいます。
そういう人は成功者ではなく、単なる幸運。
でも、もともと貧しくても、資産運用で成功して豊かになる人もいます。
それこそ成功者ですね。
資産運用のやり方として、自らに投資する、つまり起業する人もいれば、他人に投資する、つまり株式投資する人もいるわけです。
どっちにしても資本への変換ですね。
給料を給料のままにしておけば成長は遅い。
しかし資本に変換すれば、資本としての成長率に変化する。
ピケティが提唱するのは、おカネ持ちに高い税金を掛けよ、という話ですが、そうしなくても、各自の努力で突き進むことができるという話です。
毎日、仕事帰りにコンビニに寄ってしまうあなた。
本当にそれは必要な買い物ですか?
1日に千円の無駄遣いだとして1年で365,000円。
投資する価値は十分にある金額だと思いませんか?
というわけで、以前の記事もよろしくです。