AirDrop
iPhoneなど、Apple製品のAirDrop機能を知っていますか?
あまりにも便利なので、ボクはこのブログに何度も書いて来ましたし、使わない日がありません。
GoogleがAirDropと同じような機能をいよいよAndroidにも展開させるようです。
各機種が便利になるのは良いコトですね。
ただ、Appleの場合は、MacとiPhoneとiPadの間で使えますが、Googleの場合は、AndroidとChromebookの間なんですよね。
世の中の多くのパソコンはWindowsですが、WindowsはMicrosoftの製品なので、AppleやGoogleのこれらの便利機能が使えません。
ボクはパソコンはMacでスマホはiPhoneなので、パソコンとスマホでAirDropが使えますが、世の中に多いWindowsパソコンとAndroidスマホのユーザーやWindowsパソコンとiPhoneのユーザーは使えないのが残念ですね。
AirDrop痴漢
そのAirDrop機能を使って痴漢する人がいます。
実際に逮捕者もいます。
自分のiPhoneからわいせつ画像を他人のiPhoneに送信するのがAirDrop痴漢。
AirDropの対象範囲を「全員」に設定している人は、誰とでもAirDropを使えるので、AirDrop痴漢が可能になります。
ボクは、AirDropの対象範囲を「連絡先のみ」にしているので、こう言ったコトは不可能です。
まあ、AirDrop痴漢なんて、単に他人にわいせつ画像を送るだけなので、ほとんどの人にとって、
何が楽しいねん!
と言う行為でしょうけど、世の中には、そう言う行為で快感を得る人もいます。
実際には、大して得るモノも無く、逮捕されるリスクを負うので、やる価値なんて無いんですが。
こう言う新しい機能が登場し、それで犯罪が行われると、
便利な機能は犯罪を助長するので規制すべし
と言うヘンな規制論者が発生します。
ボクはいつも言っていますが、悪いのは悪用する人間であって、道具や制度に罪は無いのです。
包丁で人が刺されたからと言って包丁を廃止する意味はありません。
自動車で人が轢かれたからと言って自動車を廃止する意味はありません。
AirDropで痴漢が行われたからと言ってAirDropを廃止する意味はありません。
規制すべきは道具や制度では無く、使い方なのです。
そして、AirDrop痴漢は逮捕されます。
つまり、すでに規制されているのです。
AirDropの存在自体を問題視するコト自体には何ら説得力が無いコトを知っておいてください。
ごく一部の人が悪用するからと言って、大多数の人が享受する利便性を規制するのは、デメリットが大きすぎるのです。
ごく一部の人があおり運転するからと言って、自動車を廃止する必要は無いのです。