少し高価なラーメン
京都の、めん馬鹿一代、と言うラーメン屋さんに行きました。
20年ぶりくらいです。
昔の記憶では、わりとオンボロのラーメン屋さんで、ラーメンにネギ油を注いで炎が上がるのを売りにしていました。
味は賛否両論。
そんな店に今回、久しぶりに訪問して感じたのは、そのすばらしさでした。
建物も店内もキレイになっています。
店の外に行列ができているんですが、iPadを使ったシステムによる効率的な管理。
外国人客が増えたので、外国語表記による対応。
ベジタリアン用や非豚スープも用意されています。
炎が上がるので下手にお客さんが動くと危険です。
なので、同時に着席できる人数も管理されています。
全席がカウンターで、全員が厨房を取り囲みます。
カウンター上の水をカウンターの下に置くように言われます。
そして両手を後ろで組むように言われます。
普通に丼にラーメンが用意されて、お客さんの前に置かれますが、置く位置はお客さんから一番遠い場所。つまり厨房側。
決して丼を触らないように念押しされます。
全員分のラーメンが配膳されたら、店員さんの掛け声で、端の人から順番にネギ油が注がれ、炎が上がって行きます。
一番遠い人の炎でもかなり熱く、自分の目の前のラーメンから炎が上がったときは大興奮。
実は、炎が上がる写真撮影は禁止されています。
両手を後ろで組むので無理なんです。
しかし、あらかじめスマホを渡せば、客席の前方のホルダーにスマホをセットして動画撮影してくれるんです。
ボクも他の人と同じようにスマホを渡してセットしてもらいました。
写真撮影禁止の代わりに動画撮影サービス。
そして上がる炎。
ラーメンは1300円なので少し高いですが、エンターテイメント込みですね。
デフレで安売り競争をして疲弊しがちな飲食業界で、こうやって工夫して価格を上げて繁盛している。
まさに飲食店の鏡ですね。
店のグッズもいろいろ売られていて、ブランド作りをして、売り上げを増やすコトを意識しています。
支払いはPayPayやクレジットカードにも対応。
ボクはもちろん、PayPayで。
大企業では無いので、ボクのスマホのPayPayアプリで店側のコードを読み取るのかと思いきや、店側にiPadが用意されていて、それでボクのスマホのコードを読み取ってくれました。
大手コンビニと同じです。
お客さんとしてもラクですね。
ちなみにラーメンの味はおいしいです。
昔の記憶はありませんが、とにかくネギ油が燃えた後の、微妙な香ばしさが、完食するまで残ります。
一度は経験してみてください。
動画
そんなわけで、帰宅して、ボクのiPhone内の動画を見てみました。
すると時間は3分強で、間違いなくきちんと録画されているんですが、録画時のiPhoneの不具合なのか、きちんと再生されません。
最後の1秒ほどだけ映像が映りますが、それ以外は全部、真っ黒です。
音声はきちんと再生されます。
店員さんが前後のカメラを間違えたのかとも思いましたが、録画中はボクも画面を確認していたので、間違いはありません。実際、最後の1秒はきちんと映るので。
ネットで調べると、長時間録画の際に、まれにこんな不具合はあるようです。
そんなわけで、せっかく訪問したのに、運悪く映像を見るコトができません。
今は帰省先なので、スマホしかありません。
帰宅したら自宅のパソコンで動画をインポートして詳しく調べようと思いますが、それまで、やきもきしています。
もし、動画が修復できなければ、また京都に行かなきゃ、と。
いずれにしても、お店はオススメなので、行ける人はどうぞ。