AirDrop
世界の大部分と違って、日本ではスマートフォンの台数シェアで、iPhoneが過半数を占めています。
特に若い女性は8割方がiPhoneユーザーです。
言い尽くされているコトですが、コストパフォーマンスで言えば、Androidが上回っています。
それでも多くの人がiPhoneを使うのは、ネットワーク外部性です。
みんなが使う機種を使う方が便利なのです。
性能や機能よりも、そっちを優先する結果、日本ではiPhoneユーザーが増えました。
その代表的な存在が、AirDropです。
写真を渡したい
実は、ボクは自宅でMacとiPadを使い、スマホはiPhoneとAndroidの併用です。
で、Appleの3製品は、AirDropやHandoffと言った機能のおかげで、非常に便利に連携できるのです。
例えば、Macでコピーした物をiPhoneでペースト、あるいはその逆。
これ、わりとよく使います。
ボクは仕事でお客さん宅を訪問して成果物を出して報酬を得るビジネスをしています。
その際、ボクのiPhoneで写真を撮るコトが多いんですが、それをお客さんに渡す場面があります。
このとき、お客さんのスマホもiPhoneだと、非常に助かります。
だって、AirDropでカンタンに渡せますから。
もし、お客さんがAndroidだと、写真を送るのが少し面倒です。
お客さんとその場で気軽にLINEでつながるわけにも行きませんし、ショートメッセージでは写真は送れませんし。
どこかのクラウドに放り込んで、そのURLを送信するか、メールに添付して送るか。
いずれにしても、AirDropみたいに、その場で気軽に、と言うわけにはいきません。
ボクが言いたいのは、AndroidにもQuick Shareと言う機能がありますが、AppleのAirDropと互換性が無いんですよね。
なので、AppleとGoogleが歩み寄って、互換機能にしてください。
そうしたら、世界中のスマホやタブレットやパソコンで、SNSのつながりを持たなくても、メールアドレスを教えなくても、その場でカンタンにファイル送信が可能になります。
みなさん、そう思いませんか？
学生さん、特に女性たちの多くがiPhoneを選ぶのも、そこですね。
iPhoneを持っていないと、その場で気軽に写真をシェアできないんですよ。
