非天マザー by B-CHAN

iPhoneの使い方、IT、ビジネス、金融、経済、不動産、保険、音楽、映画、ニュース、自己啓発その他。

メールを全員に送るシステムの功罪

職場の文化の違い

 

 

ボクは人生で何回かの転職をしようと決めていました。

最低でも3社。

やはり様々な経験をしてみたいモノです。

 

結果としては、たくさんの倒産も経験したので、いまの仕事で10社近くになります。

 

これだけ経験すると、職場による文化の違いもよく見えます。

 

ボクが目の当たりにしているのが、メールを全員に送るシステム。

 

 

メールを全員に送る意味

 

 

メールの本来のシステムは、

 

To:宛先

Cc:カーボンコピー

Bcc:ブラインドカーボンコピー

 

です。

送る主体はToであり、CcやBccは参考送付。

Toに送信先の人物を置くコトで、誰宛であるかを判別します。

 

ところがボクが目の当たりにしているシステムは違います。

原則として、個人の宛先は使いません。

Toには、相手が所属する部課のグループアドレスを入れます。

例えば、AさんがB部C課に所属している場合は、Toに入れるのは、B部グループアドレスか、C課グループアドレスです。

なので、Aさんに送ると自動的に、B部やC課全員の目に止まります。

ただし、件名欄に、A宛、と記載します。

こうやって、誰宛であるかをフィルタリングします。

 

非常に忙しい職場において、このシステムは威力を発揮します。

見落としがちなメールを誰かが拾えるのです。

失念や忘却のリスクを減らす仕組みですね。

逆にデメリットもあります。

それは、受信メール数が膨大な数になるコトです。

1日に数百通は当たり前です。

基本的には全部を読む必要は無く、自分宛のメールを選別すれば済みます。

にしてもメールボックスには大量のメール。

また、中には、自分の名前が記載されずに、B部全体宛のメールもあります。

それも当然、読む必要があります。

結局、大量のメールの中から選別する作業が大変です。

 

果たして、このシステムは正解なのかどうか。

ボクは固唾を呑んで見守っている最中です。

 

みなさんはどう思いますか?