職場の文化の違い
ボクは人生で何回かの転職をしようと決めていました。
最低でも3社。
やはり様々な経験をしてみたいモノです。
結果としては、たくさんの倒産も経験したので、いまの仕事で10社近くになります。
これだけ経験すると、職場による文化の違いもよく見えます。
ボクが目の当たりにしているのが、メールを全員に送るシステム。
メールを全員に送る意味
メールの本来のシステムは、
To:宛先
Cc:カーボンコピー
Bcc:ブラインドカーボンコピー
です。
送る主体はToであり、CcやBccは参考送付。
Toに送信先の人物を置くコトで、誰宛であるかを判別します。
ところがボクが目の当たりにしているシステムは違います。
原則として、個人の宛先は使いません。
Toには、相手が所属する部課のグループアドレスを入れます。
例えば、AさんがB部C課に所属している場合は、Toに入れるのは、B部グループアドレスか、C課グループアドレスです。
なので、Aさんに送ると自動的に、B部やC課全員の目に止まります。
ただし、件名欄に、A宛、と記載します。
こうやって、誰宛であるかをフィルタリングします。
非常に忙しい職場において、このシステムは威力を発揮します。
見落としがちなメールを誰かが拾えるのです。
失念や忘却のリスクを減らす仕組みですね。
逆にデメリットもあります。
それは、受信メール数が膨大な数になるコトです。
1日に数百通は当たり前です。
基本的には全部を読む必要は無く、自分宛のメールを選別すれば済みます。
にしてもメールボックスには大量のメール。
また、中には、自分の名前が記載されずに、B部全体宛のメールもあります。
それも当然、読む必要があります。
結局、大量のメールの中から選別する作業が大変です。
果たして、このシステムは正解なのかどうか。
ボクは固唾を呑んで見守っている最中です。
みなさんはどう思いますか?