銃撃事件
アメリカは銃社会なので、ひんぱんに銃撃事件が起きています。
銃乱射で数十名が亡くなる事件を何度も見ました。
銃は遠距離から大量に命を狙える武器として非常にタチが悪い存在です。
銃から身を守るために銃を保有する。
その論調に載せられる社会。
平和のために核兵器を保有するのと同じ意味合いですね。
今回、銃乱射事件が起きたのはニュージーランド。
治安の良さで知られていました。
すごく当たり前のコトですが、治安の良さと言うのは過去の実績であって、将来の話では無いと言うコトです。
犯人の心の中を覗けば話はわかりやすいですよね。
「この街は治安が良いから、この街で犯罪を起こすのはやめておこう。」
なんて思うはずがありません。
過去の実績である治安の良さと犯罪がこれから起こる可能性は何の関係もありません。
治安が良いとされる日本でも、過去に膨大な数の殺人事件が発生しています。
復讐では無い
報道によれば、ニュージーランド銃乱射は、2011年のノルウェーのテロの復讐の可能性があります。
しかし、復讐って何でしょうか。
イスラム原理主義と欧米社会との軋轢が復讐の連鎖として有名ですが、そもそも復讐って、対象を誤れば復讐にならないですよね。
例えば、A、B、C、Dと言う4人がいるとします。
AはBを殺しました。
Bの子であるCは復讐心に燃えます。
そこで、調べてみると、Aはラーメンが大好きだとわかりました。
Cは、Aとは関係の無いDもラーメンが大好きだと知り、復讐のためにDを殺害しました。
ね、変な話でしょ。
こんなの復讐でも何でも無い。
たまたま同じ趣向の他人を腹いせに殺しただけです。
復讐ってのは本来、やった相手にやり返すコトですよね。
でも、世界で起こっている復讐の連鎖は、やった相手では無く、主義主張が同じと言うだけの別人を殺しているのです。
さっきのA、B、C、Dと同じです。
世界で起こっている復讐の連鎖。
それに関わっている人たち。
頭が悪すぎますよね。
ま、頭が悪いから平気で人の命を奪うわけですが。
世界に存在する人殺しの人たちへ。
そろそろ自分の頭の悪さを認めて、復讐の連鎖(もどき)をやめましょうよ。
それ、復讐じゃなく、ただの殺人なので。
千原ジュニアが言っていました。
親子丼と言ってもホントの親子では無い、と。
あれは他人丼だ、と。
それを思い出しましたよ。