大半は零細ブログ
みなさん、こんにちは!
B-CHANです。
ブログをやっている人は日本だけでも数百万人いるとか。
でもその大半は1日のページビュー(アクセス数)が数件から数十件。
ホームページやブログの1日の訪問者数ってどれくらい? - NAVER まとめ
みんなのブログの平均アクセス数を調べてみた(いな)|大手ブログはみんな爆発すればいいのに ~諦め切れない零細ブログの奮闘記~
1日で500を超えれば、上位2.3%に入るというデータがあるくらいですから、1日に1000人を集めるブログはほとんど存在しない、逆に言えば1日に1000人以上集めてる人は非常に稀有な存在とも言えます。
日本では大企業の数が1%(従業員数は3割)、中小企業の数が99%(従業員数は7割)だと言われていますが、ブログの世界でも同じような構図ですね。
個人ブログなんて、やるのもやならいのも自由なので、アクセス数なんて気にしない人もたくさんいるでしょう。
ここから先はアクセス数を気にする人、つまり、ページビューを増やしたい人のために書きます。興味の無い人は時間がもったいないので、他のページヘ行ってください。
ブログのページビューを稼ぐこととビジネスの世界は似ている
ボクは、9月10日にiPhone6に関する記事を書きました。
iPhone6とiPhone6 Plusの発表を見て、一番すばらしい点と一番ガッカリした点 - 非天マザー by B-CHAN
この記事1本だけで1週間で50万ページビュー以上を稼ぎました。
10月になって、次の2つの記事を書きました。
iTunes 12でも左サイドバーを表示できる - 非天マザー by B-CHAN
iPhoneにiOS 8.1がリリース。アップデート方法と注意点。 - 非天マザー by B-CHAN
いずれも万単位のページビューを稼いでいます。
これらの共通事項がわかりますか?
答えは、ルーチンワークであるということです。
iPhoneは毎年、新機種が出ます。
新機種が発表されたら、それについて記事を書くとページビューが増加します。そのことを経験値としてボクは知っていました。
iTunesはバージョンアップするたびにサイドバーの出し方が話題になります。これもボクは経験値として知っていました。
iOSもリリースされるたびに、それについての記事を書けばページビューが伸びます。
つまり、いずれも初めてのことでは無く、過去に実証済みなんです。
ページビューが伸びることが事前にわかっていたので、ボクは待ち構えていたように記事を書きました。まさにルーチンワークです。
誰でも知っているニュースだから書かない、のではなく、誰でも知っていることでもきちんと書くのです。
ブログの記事を書くのにコストは掛かりません。時間というコストだけです。
書いて損失になることは無いので書くのです。
そして、書くタイミングも重要です。
例えばiOS 8.1が発表されてから1週間も2週間も経ってから書いても遅すぎます。
ボクの上記のiOS 8.1の記事は発表されて1時間ほどで書いています。おかげで1日から2日程度で万単位のページビューを獲得できました。
もちろん単に書けば良いのではなく、タイトルの付け方、キーワードの散りばめ方、見出しの付け方なども考えています。
ブログタイトルの効果的な付け方5つ。これでアクセス数は増える。 - 非天マザー by B-CHAN
企業が新製品を売り出す時にはコピーライティングが重要になります。
同じ製品でも、売り文句によって売れ行きが左右されます。
だから、売れっ子コピーライターなんて職業があるんですね。
ブログも同じです。
気になったこと、困ったことはメモを取る
iTunesのサイドバーの出し方についての記事は、困っている人を救済する記事です。
インターネットの検索エンジンで何かを調べる人は、その大半は問題を解決することが目的です。
近所のおいしいラーメン屋さんを知りたい、ほどけない靴紐の結び方を知りたい、評判の良い病院を知りたい、ゲーム理論について知りたい、など。
つまり、検索エンジンでやって来る人は疑問、質問を投げかけているので、あなたのブログがそれに答える内容、解決する内容になっていれば、ページビューは伸びます。
ただし、いきなり、解決策に関する記事を書けといわれても難しいでしょう。
大事なのは日常生活の中で、自分が困った体験をしたり、調べ物をしたときには、それを忘れないようにすぐにメモを取ることです。
人間は忘れる生き物です。
ビジネスの世界でもメモの重要性は口うるさく言われますよね。
「記憶力」の優れた人が勝つのではなく「記録力」が優れた人が勝つのです。
上で書いたような、新型iPhoneの件、iTunesのサイドバーの件、iOSの件は、ボクはきちんとメモを取ってあり、それを見て思い出しては、毎回、記事を書いています。
スマートフォンやパソコンを使っているだけでも、日々、いろんな疑問が湧いたり困ったことが起こるので、その事態と調べた内容、解決策などをメモしています。
それらはみんな、ブログ記事になります。
1位にならなくても上位1%にはなれる
1位を目指すことはすばらしいことですが、現実的にブログのページビューで1位を取るのは確率的には奇跡に近いです。
しかし上位1%なら目指せます。
ダイレクトに1%を目指さなくて良いんです。
例えば、何か得意分野で上位1割に入れば、それを2分野持てばいいんですよ。
Aという分野で上位1割、かつ、Bという分野で上位1割なら、AとBの両方の分野で1割に入っている人は集団全体から見れば上位1%に入っているんです。
もっと具体的に言うと、例えば、算数の暗算で上位1割に入る人は100人中10人です。そんなに珍しくありません。
また、日本史の知識で上位1割に入る人は100人中10人います。これもそんなに珍しくありません。
しかし、算数の暗算で上位1割に入り、かつ、日本史の知識でも上位1割に入る人は、確率で言えば、1割の中の1割、つまり1%なんですね。
ボクのこのブログ「非天マザー」はiPhoneの話題が中心ですが、iPhoneの話題だけで上位1%に入るのは非常に難しいです。iPhoneに詳しい人なんて無数にいますからね。
そこでボクは、金融・経済という別の得意分野についても書いています。場合によってはiPhoneの話題と金融・経済の話題を絡めて書いています。
両方の話題に詳しい人の数はグッと減ります。つまり、上位1%を狙いやすくなるのです。
もちろん他の得意分野を身に付ければ、さらに競争相手は減ります。
例えば、iPhoneに詳しくて、金融・経済に詳しくて、作曲に詳しくて、イラスト・グラフィックに詳しくて、カメラに詳しくて、自動車に詳しくて、心理学に詳しくて、物理学に詳しい人、となると、たぶんほとんどいません。
ボクの目指すところはそこです。
個々の分野ではトップクラスにはなれませんが、様々な知識を兼ね備えている方向で他者との差別化を図っています。
「人気のiPhoneに関する記事をブログに書いてるのに、なぜか全然アクセス数が伸びない、伸ばしたい。」
と思っているあなた。
それはiPhoneに関してあなたより詳しい人が何百人何千人と存在するからです。
iPhoneに詳しいあなたが、iPhoneに詳しい他の人とどう違うのか。
そこを見つけていかないと、ページビューを伸ばすのは難しいんじゃ無いでしょうか。
というか、ブログに限らず、現実のビジネスでも、あなたの代わりはいくらでもいる、と言われないためにも、そういう差別化をする戦略を採ってみてはいかがでしょう。
まとめると、
- ルーチンワークは確実にこなす
- 困った経験はメモを取る
- 1位では無く現実的な上位1%に入るための差別化をする
もちろんこれらは必要条件であって十分条件ではありません。
以上です。
ここはボクのブログなのでボクの勝手な考え方を書いてみました。書くのは自由ですからね。
参考にするかどうかは、「自分の頭で考え」てみてください。参考にするのも、ボクを批判するのも、それはあなたの自由であり、その行動はあなたの責任です。
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