メタデータ(descriptions)が重複してしまう問題
みなさん、こんにちは!
B-CHANです。
前回は、Googleのウェブマスターツールにおけるタイトルタグの重複の警告について書きました。
はてなブログがますますSEOに強くなる。タイトルタグの重複問題が解消へ。 - 非天マザー by B-CHAN
今回は、重複するメタデータ(descriptions)に関して書きますが、まずは上記のタイトルタグの問題の記事を先に読んでもらったほうがわかりやすいです。
というわけで読んでもらった前提で書きます。
はてなブログの例を書きますが、他社のブログで同じ問題が発生している人にも役立つと思います。
メタデータと言うのは、Googleで検索した時に出てくる概要の部分です。
Googleウェブマスターツールの「検索のデザイン」の「HTMLの改善」を開き、「重複するメタデータ(descriptions)」を見ます。
前回のタイトルタグの重複と同じ問題が発生しています。
はてなブログの場合、ブログ全体のメタデータと記事ごとのメタデータを設定できます。
ブログ全体のメタデータは、ブログの設定画面の「詳細設定」のページで設定できます。
一方、個々の記事ごとのメタデータは記事作成画面で設定できます。
今回問題が発生しているのは、3枚目の画像にあるように、アーカイブページばかりです。
2011年10月の記事をまとめたアーカイブページも、2011年12月のアーカイブページも同じメタデータが設定されてしまうので、重複の警告が出るわけです。
カテゴリのページも同じです。
すべて、ブログ全体のメタデータが適用されてしまっています。
タイトルタグの重複と同じで、これらは、はてなブログの仕様なので、ユーザーはどうしようもありません。
ユーザーができる対処法は空白にすること
実はタイトルタグと違って、今回の問題はユーザー側で暫定的な回避法があります。
それは、ブログ全体のメタデータを空白にすることです。
空白にしてしまうと、検索したときに概要が表示されなくなるのでは?と思ってしまいますが、あまり問題はありません。
まず、検索で出てくるのは大半が個々の記事ページなので、今回の問題とは無関係です。個々の記事のメタデータをしっかり書けばいいのです。
また、ブログ全体のメタデータを空白にすると、ブログのトップページやアーカイブページのメタデータが空白になってしまいますが、実はGoogleは、メタデータが空白のページは自動的に概要を作ってくれるのです。
もちろん、人間が作るよりは不自然になりますが、重複よりマシです。
メタデータの重複はSEOに非常に悪影響を与えます。
メタデータが重複するくらいなら、空白にしてしまって、Googleに自動的に作ってもらうほうが、ずっと良いのです。
ボクもすでに空白にしてるので、ウェブマスターツールの重複の警告数がずいぶん減りました。
2枚目の画像を見てもらえば39個と表示されていますが、先日、タイトルタグの重複記事を書いた時には、99個もあったのです。
Googleのインデックスが終われば、最終的にはゼロになるはずです。
重複が減ったおかげか、ここに来てアクセス数も増えてきています。
今回の問題も、はてなブログの仕様に問題があるので、あらためて、はてな社に改善要望を出そうと思っています。
引き続き、このブログで経過を報告します。
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