クライマックスシリーズ
プロ野球のクライマックスシリーズについて、制度変更が発表されましたね。
- レギュラーシーズンの勝率が5割未満だったチームがファイナルステージに進出した場合
- 優勝チームに10ゲーム差以上つけられたチームがファイナルステージに進出した場合
いずれかの場合は、優勝チームのアドバンテージが2勝となります。
ボクはもとより、クライマックスシリーズには反対ですが、その大きな理由が解消されていません。
日本一
クライマックスシリーズ(ポストシーズン)が始まったのは、要するに、カネ儲けのためです。
それは当時の球団経営の事情を知っていれば、わかります。
スポーツの制度として優れているかは関係無く、カネ儲けにつながるかどうかでした。
あれから20年ほど経過して、球団経営も変わりました。
ホントにクライマックスシリーズが必要でしょうか。
ボクは、その年に一番強いチームがどこなのかを見てみたいです。
それは、両リーグのペナントレースで優勝したチーム同士が日本シリーズで激突するコトで決められます。
両リーグの最強同士が戦った結果なので、正真正銘の日本一です。
でも、いまは違います。
リーグ戦で3位でも日本一になる可能性があるのです。
日本シリーズでは勝って日本一を名乗っているけど、リーグでは3位だからなあ。
と思ってしまうのです。
その年のホントの最強チームはわからずじまいだなあ。
と思ってしまうのです。
ましてや、リーグ戦で勝率5割未満のチームが日本シリーズに出場する可能性が残っているなんて、疑問しか湧きません。
長らく戦って来て勝率5割を切っているようなチームが、たまたま10月後半だけ調子が良かったので日本一を名乗る。
ん?
それ、名目上の日本一であって、実質上の日本一ではありませんよね。
例えば、変な話をします。
制度が変更になって、ペナントレースで断トツ最下位だったチームが、たまたま10月後半だけ相手より先に4つ勝って日本一になったとしたら。
やっぱり変でしょう。
現行制度では、最下位チームはクライマックスシリーズに出られませんが、勝率5割を切る弱いチームでも出る可能性があります。
せめて、勝率5割を切ったチームはクライマックスシリーズに出られない、と言うルールにしてもらえませんかねえ。
もちろん、カネ儲けのための制度なので、それは困ると言う関係者もいるでしょう。
でも、5割を切るかどうかで運命が変わるのであれば、その付近にいるチームのファンは最後まで球場に足を運ぶと思うんですよね。
つまり、消化試合は減るんです。
ここ数年、両リーグの最下位チームの観客動員数を見てると、最下位でも好調なんです。
消化試合を防ぎたいのは、観客動員に影響するからだと思うんですが、実際は、あまり関係無いんですよね。
と言うか、弱くて観客が減るのは、そのチームのせいであって、それを制度をゆがませて救うと言うのは、いかがかと思いますが。
その点は、メジャーリーグの方が、理にかなっていますね。
経営の救済と順位決定とは、別問題であるべきです。
そうやって、あれこれ考えると、どう考えても、5割切ったチームが日本一を名乗る可能性がある制度って、ボクは、やめるべきだと思うんですよね。
勝率4割で日本一を名乗るチームが出てきた年は、プロ野球の汚点になると思います。
いまのうちなら、間に合います。
制度に助けられた名目上の日本一では無く、やはり、強いチーム同士が戦って、実質上の日本一を争ってほしいです。