Facebookの特徴
みなさんはFacebookを使っていますか?
どんなツールにも長所と短所、メリットとデメリットがあります。
世の中には色んなSNSがありますが、世界で一番巨大なSNSがFacebook。
Facebookがここまで多数のユーザーを獲得した理由はいくつかあると思いますが、そのひとつが、実名制だと言うことでしょう。
実名で登録することによって、検索しやすくなり、例えば中学校時代の同級生を見つけ出して久しぶりに再会できた、なんてことも起こりえます。
ボクも実際、久しぶりに見る名前がいくつもあります。
実名制だからこその巨大なメリット、それがFacebookの特徴です。
正直に実名登録しなくても、Facebook自体は使えるんですが、実名じゃなければ、実名で検索した人に見つけてもらえないので、結局、実名で登録した方が価値があるってことになるんですよね。
個人情報
そして、その実名制が逆にデメリットでもあるわけです。
つまり、個人情報の流出。
ボクはFacebookそのものは使っていないんですが、アカウントだけ持っています。
実はボクは実名登録は「いちおう」しています。
いちおう、と書いたのは、ボクの場合は、わざと、カタカナで登録しているからです。
なので、ボクの名前を検索しても出てきませんし、Facebook以外の検索でもボクの名前は出てきません。
同姓同名の他人はたくさん出てきますが。
Facebookにはセキュリティの仕組みがあります。
公開モードにしない限り、自分の情報が、承認しない人に漏れることはありません。
ですが、現実問題として他人に自分の情報が絶対に漏れないようにするのは不可能です。
理由はとてもカンタンです。
例えば、Facebookに書き込んだあなたの個人情報を、あなたのFacebook友達だパソコンやスマホで見るとします。
もし、その「友達」に悪意があれば、その画面を写真に撮って、全く関係の無い赤の他人に見せることができます。
もっと極端に言えば、カメラを使わずとも、あなたの個人情報を頭の中に記憶してしまえば、無制限に持ち出すことができてしまいます。
そうなれば、もはや、Facebook自体のセキュリティ機能なんて無意味なわけです。
Twitterなど、匿名タイプのSNSであれば、フォロー関係にあっても個人情報を得ることは難しいんですが、Facebookはそもそも自らが個人情報を積極的に書き込んでいくSNSなので、友達のフリをした悪い人を承認してしまえば、その人はいくらでも個人情報を利用できます。
つまり、性善説の世界。Facebookに毎日、じゃんじゃん個人情報を書き込んでいる人たちは、友達(のフリをした誰か)がひとりでも悪さすれば、もう取り返しがつきません。
特に、子供が生まれた人は、喜んで子供の名前や顔写真をアップロードしていますが、本人(子供)の意思では無いですよね。
自分の意思を無視して世界中に危険を晒すので、ボクは、なんだかなあと思ってしまいます。
親が自分の責任で自分の顔や名前を載せるのは構いませんが、子供はどうかと。
成長して物心が付いたときに、
「自分の親は何と言う取り返しの付かないことをしてくれたんだ。」
と恐怖に震えることのないことを祈るばかりです。
以上、ネットの個人情報セキュリティなんて、人間の記憶力で突破できてしまう、と言う話でした。