大企業病
今日もいつも通り多読しています。
現時点で30冊ほどを併読しています。
なので1冊あたりの読書スピードは遅いですが、それはそれで楽しいのです。
ジャンルは問いません。
物理学、歴史、宇宙、文化人類学、小説、ビジネス、その他いろいろ。
漫画も。
最近は大企業病についての記述が心に残りました。
外界との接触
1辺が1cmの正方形を中小企業としましょう。
外周の長さは4cmですね。
外と接する部分の長さです。
この会社が成長しました。
1辺が2cmの正方形になったのです。
外周の長さは8cmですね。
正方形の面積は4倍になりましたが、外周の長さは2倍にしかなっていません。
では、会社がもっと成長して、1辺が10cmの正方形になったとしましょう。
面積は最初の100倍です。
でも、外周の長さは40cmなので、10倍にしかなっていません。
会社は、大きくなればなるほど、外界との接触が狭くなる。
ダイナミックさが減少する。
外部の意見を取り入れにくくなる。
まさに大企業病ですが、それを視覚的に感じ取れるのが、この説明です。
ボクは、なるほどと感銘を受けたので、ここに記しておきますが、みなさんはいかがでしょうか。