新型コロナウイルス
新型コロナウイルスが出現して3ヶ月ほど経過しましたね。
将来、どうなるかはわかりませんが、これを書いている現時点での状況としては、
- 日本の死者数が56人。
- 世界の死者数が33,045人。
もちろん日々、変化します。
ころなとは関係無く、日本では、1年間にだいたい人口の1%が亡くなります。
135万人くらいです。
それを元にすると、この3ヶ月間での日本の死者数はおよそ33万人ですね。
うち、コロナ死者数は56人。
0.017%です。
コロナは感染力は強いですが、当然、コロナ以外にも数多くのリスクがあり、日本全体の死者数で言えば1万人中、コロナでの死者数は2名未満で、残りの9998人以上は、コロナ以外で亡くなっています。
世界レベルだと、もう少しコロナでの死者数の比率は上がりますが、それでも、コロナ以外で亡くなる人の方が圧倒的に多いのは変わりません。
ボクが常に言っているのは、コロナも怖いけれど、コロナだけに目を奪われるな、と言うコトです。
他のリスクが消えたわけでも何でも無く、確率としてはコロナ以外で亡くなる方が圧倒的に高いからです。
コロナ感染は防いだのに事故で亡くなってしまった、では意味が無いですよね。
この先のシナリオ
コロナウイルスに関しては、この先のシナリオは2つです。
- 定着
- 終息
終息すれば、それでめでたし、ですが、悪い方のケースも当然、想定しておかなければなりません。
定着するケースですね。
この先、10年、20年、50年、100年とコロナウイルスが残ったら、その間ずっと、イベントや外出を自粛するのか。
それは不可能ですよね?
50年間、自宅にいるのは難しいです。
すると、社会構造を変えるしかありません。
例えば、従来型の勤務、いわゆる出勤と言う概念を無くしていく必要が出てきます。
すでに言われているとおり、テレワークですね。
少なくとも、デスクワークの大半はテレワークが可能です。
大人数での遠隔会議もすでに実現しています。
肉体労働も多くがロボット化できます。
イベントもそうですね。
こう言うコトです。
限りなく現実に近いバーチャルリアリティ(VR)ですね。
コンサート会場にいなくても、コンサート会場にいるのとほぼ同じ体験をするコトができる。
膨大な数の人たちがこれを使うコトで、実際のコンサート会場を超える集客のコンサートも可能になります。
例えば観客100万人同時視聴とか。
ボクが言いたいのは、自粛すれば感染拡大は防げますが、経済が悪化して死者が増えます。
自粛しなければ、経済は悪化しませんが、感染が拡大します。
政府からの支援が必要ではあるんですが、政府の財源は税金なので、支援に多くのおカネを使えば使うほど、国民から多くの税金を集める必要があるため、根本解決では無いのです。
なので、外出しなくても自粛では無い、そんな環境作りが必要です。
それが、上記のVRですね。
新しいモノには抵抗がある人がたくさんいるでしょう。
でも、もし、コロナウイルスが定着するシナリオなら、絶対に考えなければならないコトです。
50年間、自粛するのがイヤなら。
なので、ある意味、産業革命。
会社に出勤するのが当然、と言う習慣そのモノを変えてしまう。
大規模な会場に人が集まって行うイベントの常識を変えてしまう。
これが、今から考えておかなければならないコトだと思います。
もちろん、ウイルスが終息するのがベストですが、風邪やインフルエンザのように、定着した病気もたくさんあるので、ワーストケースも想定する必要があるのです。