失言
誰かが失言したり差別発言すると、それを非難するような世論が巻き起こる。
特にいまはSNSが普及した世の中なので、誰もが自由に発信ができます。
だから、マスコミしか無いような昔に比べて、世論が目に見えやすくなりました。
すると、
「こんなコトで叩かれまくって、発言しにくい世の中になってしまった。」
と嘆く人がいます。
ボクはその人の主張には大反対です。
自由に発言できるコト
日本は民主主義を取り入れて数十年が経過しました。
日本人の多くは、自由に発言できる世の中を当たり前だと感じていますが、世界の歴史においては、日本も含めて、自由に発言できるのは、貴重なコトです。
北朝鮮を見ればわかりやすいですが、発言できない、発言すれば粛正される国も少なくないのです。
日本でも戦前は、民主主義とは言えない体制でした。
いまの日本。
誰もが自由に発言できます。
それは権利ですが、自由には責任があります。
失言や差別発言は、誰かを傷付ける発言です。
それは悪いコトなので、非難されるのは、当たり前なのです。
差別発言をして叩かれる世の中を嘆いている人に言いたいです。
差別発言をして叩かれない世の中の方が、はるかに恐ろしいんですよ。
悪いコトをしても、非難されない世の中。
どれほど恐ろしいか。
いまの日本はすばらしい民主主義なのです。
どんどん発言しましょう。
そして発言に責任を持ちましょう。
自由に発言できるのだから、失言を叩かれる覚悟を持ちましょう。
間違いを訂正してくれる世の中。
それがいまの日本なのです。
悪を擁護するような世の中になったら終わりですよ。