ガン
癌(ガン)と言う病気は2人に1人がかかる病気です。
確率が高いんですね。
多くの人が罹患するので、市場(マーケット)が大きいんですよ。
ボクはかつて、ガン関連の仕事をしたコトがあります。
そのときに、それを感じました。
他の難病
人間がかかる病気は無数にありますが、その中で例えば1万人に1人の難病、なんて呼ばれるモノもいくつもあります。
それと比べるとガンは2人に1人。
なので、周りにガン患者はたくさんいますし、多くの企業や団体がガン研究、支援を行っています。
一方、数少ない難病にかかった人は、周りに同じ病気の人はいません。
市場規模が小さいため、製薬メーカーも医療機関も、研究が進まないのです。
なので、患者やその家族は孤独と不安にさいなまれるのです。
ガンは確かに怖い病気ですが、たくさんの仲間とたくさんの支援があり、研究も進んで、生存率も高まっています。
よく聞くじゃないですか。
難病治療のための治療費を募金で集めるニュース。
あれ、ほとんどはガン以外の難病なんですよね。
あれを見るたびに心が痛みます。
日本ではほとんど研究が進んでいない難病になったために、家族が生活を犠牲にして資金を集め命を救うコトに奔走する。
ガンと言う巨大マーケットの病気だけで無く、少数の難病患者でもきちんと治療が受けられる。
日本は先進国なので、そんな体制である国になってほしいのです。