4月1日
4月1日と言えばエイプリルフールですが、気の利いたウソも思い付かないので別の話をします。
日本では学生は、4月1日から翌年の3月31日までの1年間を1学年として過ごします。
ところが、ひとつの学年に収まる学生の範囲は、
4月2日生まれ 〜 翌年4月1日生まれ
までです。
これは知っている人も多いでしょう。
1日ズレているんですよね。
そのコトを知っていても、その理由は知らなかったので調べました。
早生まれ
日本の民法では、誕生日の前日が終了するときに歳を取るそうです。
なので、4月1日が誕生日の人は、前日の3月31日が終了するときに歳を取ってしまうため、3月31日の学年に組み込まれてしまうわけです。
では、なぜ、誕生日を迎えるときに歳を取るのでは無く、前日が終了するときに歳を取るのでしょうか。
それは、うるう年。
もし、誕生日を迎えるときに歳を取ると定義してしまうと、2月29日生まれの人は、4年に1回しか歳を取らなくなってしまいます。
前日が終了するときに歳を取ると定義しておけば、2月28日は毎年やって来るため問題無いわけです。
と言うわけで、4月1日からの学年なのに、4月2日の誕生日の人から組み込まれる理由の大元には、うるう年が影響していた、と言う話でした。