平和
一部の頭のおかしな人を除いて、多くの人は平和を望んでいます。
ここで難儀なのは、平和が目的であると言う点です。
つまり、手段では無いのです。
日本は世界で唯一の被爆国です。
なので、核兵器の保有を行っていません。
問題は、一部に頭のおかしな人たちがいる点です。
その人たちは、現実的に、平和よりも戦争をやりたがります。
手段として。
核兵器
日本は被爆国、つまり、核兵器によって被害を受けた国民です。
だから、核兵器は持たない。
実にすばらしい理想です。
世界のどこにも頭のおかしな人がいなければ、これからもそれを続けるべきです。
でも、実際には、頭のおかしな人たちが存在します。
何もできない日本に対して核兵器を以て侵略を仕掛け、結果として日本人が命を失い、日本が消滅するリスクは存在します。
こう考えてみてください。
自分の家族が包丁で刺されて命を失った。
だから自分は絶対に包丁を使わない。
自分の家族が自動車事故に巻き込まれて命を失った。
だから自分は絶対に自動車を使わない。
日本は核兵器で被爆した。
だから絶対に核兵器を持たない。
ボクは同列にできない気がするんですよね。
大切なのは、命を守る行為。
誰も核兵器を持たない平和な世界が最高です。
でも実際には頭のおかしな人たちがいて、核兵器を持っている国がいくつもあります。
そして、核兵器が使われれば犠牲になるのは、核兵器を持たない国です。
目的は人命を守るコトであり平和です。
核兵器を持たないコトはその手段に過ぎません。
平和と言う目的を守るためには核兵器を持つしか身を守れない愚かな世界なのです。
いまの日本は核兵器を持たないコトが目的化しています。
核兵器を持つくらいなら死んだ方がマシだ。
はたしてそうでしょうか。
こんなコトを書かなければならないコト自体が悲しいコトですが。
それくらい、世界には頭のおかしな愚かな人たちがいるってコトです。