交差点
今朝、とある住宅地の交差点で自転車同士がぶつかりそうになったのを目撃しました。
危ないですよね。
住宅地の中なので、信号は無く、単なる交差点です。
なので、どちらの自転車も警戒するコトなく、交差点に進入して来たのです。
確率
ボクはそう言う人たちを見るたびに、不思議に思うんですよね。
交差点に警戒無く突っ込んで行った場合、左右どちらかから別の自転車や自動車、あるいは歩行者が出て来る確率ですよ。
カンタンですよね。
50%です。
来るか来ないかのどちらかです。
つまり、無警戒で交差点に進入した場合、50%の確率で衝突します。
そう言う話をすると、住宅地の交差点なんて交通量が少ないんだから、50%と言うのはおかしい、と言う意見を言う人がいます。
人や車両が交差点に存在する統計値としては、確かにもっと少ないんでしょう。
例えば、交差点に自転車が入って来るのは、総時間に対して1%しか無いとしましょう。
では、衝突確率は1%しか無いのか。
もしかしたら、次の交差点進入が、その1%かも知れませんよね。
もちろん、違うかも知れません。
つまり、次の機会が1%に該当する確率は50%あるわけです。
なので、リスクとしては十分です。
まあ別に1%であろうが0.1%であろうが、実際に事故が起こったときのリスクを考えたら、大きすぎるんですよ。
交通事故で人身事故に至った場合の損失の大きさ。
被害者にも加害者にも損失が大きく、双方にメリットはありません。
なのに、なぜ、0%では無いリスク行動を人は採ってしまうのでしょう。