シャープペンシルの進化
ここ数年、シャープペンシルに進化が見られます。
主に、
- 芯が自動的に出る
- 芯が常に尖っている
- 芯が折れない
この3つですね。
正直、シャープペンシルなんて枯れた技術だと思っていましたが、ここ数年の技術革新はすばらしい。
ボクは日常のスケジュール管理もアドレス帳もすべてiPhoneで行っていて、シャープペンシルなんて、趣味の落書き以外では使うことがほとんどありませんでした。
でも、最近の技術革新を体験したくて、久しぶりに買ってしまいましたよ。
今回、選んだのは、ぺんてる社のorenz(オレンズ)と言うシャープペンシル。
芯が折れないからオレンズ。
ネーミングセンスはイマイチですが、特徴が名前に反映してわかりやすいです。
ちなみに他社のシャープペンシルも、
- パイロット:モーグルエアー(芯が潜るから)
- プラチナ万年筆:オ・レーヌ(折れないから)
- ゼブラ:デルガード(出る芯をガードするから)
- 三菱鉛筆:クルトガ(クルクル回転して尖ったままだから)
と、各社すべて、ネーミングセンスは最悪です。
ボクは思うんですよね。
機能をネーミングにするのは、そもそも変だと。
それをやっちゃうと、例えば、
- 自動車の名前が、ハシール
- カメラの名前が、ウツール
みたいになるってことです。
まあ、これは個人の意見ですが。
書きやすい
で、実際にオレンズを試しました。
各社、それぞれ、機構が違うんですが、オレンズの場合は、先端の金属のパイプから芯を極力出さないことで、芯が折れないようになっています。
まず、パッケージ写真。
0.3mmモデルです。従来はボクは0.5mmばかり使っていました。太くないと芯が折れると思ったからです。でも今回は折れないので細い芯を選択。
ペン自体はオーソドックスな外見で何の変哲も無し。
使用前の先端が出ていない状態がこれです。
1回ノックすると、先端の金属パイプが飛び出します。
この状態では芯は出ていません。そして、何と、この状態で書けるんです。
実際に書いてみました。確かに書けます。書いた直後にペンの先端を見ると、ごくわずかに芯が出ています。
確かに、これなら折れません。
そして、芯が無くなるまで一度もノックする必要はありません。
常に自動的に芯が出ます。
出る長さは上の写真のとおりで、折れる心配も無く、快適に書き続けられます。
まとめると、オレンズの特徴は、
- 芯が折れない
- 最後までノック不要
どうですか?
ちょっと、欲しくなりませんか?
こちらは高級バージョンのオレンズネロ、カッコいいです。