Apple税
iPhoneやiPadのアプリ内でコンテンツを買うと、Appleがその金額の一部を徴収します。
有名な、
Apple税
と揶揄されるアレですね。
Kindle本も
App Store内でアプリが売れたのなら、Apple税は同然ですね。
Appleがコストをかけて運営しているプラットフォームを使う訳ですから。
しかし問題は、アプリ内で別のモノを買う場合です。
例えば、AmazonのKindleアプリ内でKindle本を買ったなら、その本の代金にもApple税がかかるのです。
なので今のところ、AmazonはKindleアプリ内でKindle本を購入できるようにはしていません。
いったん、ウェブブラウザなどでAmazonのサイトに行き、Kindle本を購入してから、Kindleアプリ内で読む。
面倒ですが、iPhoneユーザーにとってはそれが当たり前の流れです。
考えてみたら、Kindleアプリ内でKindle本を買うのなんて、Appleの手間はほとんど無いんですが、それでもApple税が。
変ですよね。
アプリ内で電子書籍などのコンテンツを買う場合はApple税を無しにしてくれたら、ユーザーはKindleアプリ内でKindle本を気軽に買えるようになるんですよ。
ちなみに大手書店である紀伊國屋書店のアプリは、アプリ内で電子書籍を買えます。
当然、紀伊國屋書店はApple税を払っています。
なので、同じ本を紀伊國屋書店のウェブサイトで買うよりもアプリ内で買う方が高かったりするわけです。
イヤな話でしょ。