ゲーム
ボクはギリギリでパソコンや家庭用ゲーム機の黎明期に生まれた人間です。
つまり、初期のコンピュータゲームから経験して来ました。
いわゆるスペースインベーダーとかパックマンとか。
家庭用なら、ゲーム&ウオッチやカセットビジョン、いや、その前からですね。
そして、青春時代はずっとゲーマーでした。
ゲームの面白さは、自分で操作する面白さでもありました。
現在のゲーム
現在、人々は娯楽が増え、そう言う意味で忙しくなりました。
放置系のゲームと言う、混乱させられるようなキーワードが当たり前に存在します。
何もしなくても放置している間に主人公が成長し、冒険が進むゲームです。
そして、昨日、久しぶりに、ロールプレイングゲームをiPhoneにインストールしてみました。
それは、アクション型のロールプレイングゲームで、主人公を中心に画面が360度スクロールします。
様々な出会いと戦闘を繰り返す冒険型ゲームです。
イース、のようなゲームと言えば、古くからのゲーマーでもわかるでしょうか。
しかし大きく違うのは、ほとんどの操作が自動なのです。
画面の端にいくつかのミッションが表示され、それをタップすれば、主人公は自動的に必要な場所へ移動していくのです。
そして、戦闘にもオートモードがあります。
ボクは、どのミッションをやるかを選ぶだけ。
あとは見ているだけです。
ボスキャラまで倒してくれます。
ゲームは面倒だから、コンピュータに任せる。
もはやゲームの本質から外れていますよね。
しかし、主人公が出会いや戦闘を繰り返しながら成長していくシーンを見ているのが、なぜか面白いのです。
ある意味、映画を見たり小説を読むのと同じですね。
でも、これが現代の常識。
娯楽ですら面倒。
究極の堕落かも知れません。