Face ID
iPhoneは機種によって、Face ID(顔認証)とTouch ID(指紋認証)があります。
ボクが使っているiPhone XS Maxは顔認証。
今年の新型コロナウイルスの流行によって、マスクの着用が要求される場面が増えました。
マスクを着用していると顔が半分隠れるので、顔認証が働きません。
そこで、Appleは5月に、マスク着用でもロック解除が手軽にできるようにした、iOS 13.5をリリースしました。
これは、顔認証時にマスクが検出されると、すかさずパスコード入力画面に切り替わると言うモノです。
要は根本的には何も解決していません。
パスコード入力画面がすぐに出るようになったので、ほんの少し、ロック解除が早くなるだけです。
また、苦肉の策で、マスクをした状態の顔をiPhoneに登録するコトで、強引に突破する人も現れました。
マスク着用のままロック解除
ボクはこれまで、パスコードを入力するか、もしくは、顔認証時に一瞬だけマスクを下げる方法でロック解除して来ました。
ところが、今朝、気付いたんですが、普通にマスクを着用したまま、顔認証でロック解除できるようになっていたんですよね。
何度も試しましたが、問題無し。
マスクを外しても、マスクを着用しても、どちらでも普通に顔認証でロック解除可能です。
この間、iOSのアップデートはアナウンスされていません。
つまり仕様は5月から変化していないはずです。
なのに、ここに来て、マスクの着用のままでのロック解除。
すると、想定されるのは、iPhone側が、マスク着用した顔を学習して、それを繰り返したコトによって、データが蓄積し、ついに、マスク着用の顔の下半分と、顔の上半分の両方から、本人だと判定するようになったと言うコトです。
あるいは、顔の上半分(目、鼻など)だけで本人判定しているのかも知れません。
Appleから正式なアナウンスがあるまでは、アルゴリズムはわかりませんが、ともかく、これで、マスクを着用したままで使えるようになりました。
あらためて顔認証の便利さが実感できます。
マスクを別のモノに交換しても、ロック解除は可能です。
気付いていない人は、試してみてください。