GoogleとiPhone
ボクは長年、iPhoneとAndroidスマートフォンを使っています。
iPhoneと言うハードウェアは、非常にコストがかかっていて、操作感覚、例えば、スクロールの滑らかさやタッチパネルの反応精度など、たいていはAndroidスマホより性能が良いと感じます。
よく、スペックで比較する人がいますが、iPhoneの場合、スペック以外の部分に凝っているので、知らず知らずのうちに満足度が高い気がするのです。
まあ、金額が高いので当然ですが。
コストを、目に見えやすいスペックにつぎこんで人々の受けを良くするのか、それとも、コストを目に見えにくい操作感覚につぎこんで無意識に満足度を高めるのか。
Appleの恐ろしさは、後者にチカラを入れている点かも知れません。
しかし、スペックや機能に関しては、ボクはGoogleに一日の長があると感じていて、iPhoneでもメインに使用しているサービスの大半はGoogleです。
Gmail、Googleマップ、Googleカレンダー、Googleドライブなどは、もはや日常生活や仕事に不可欠な存在です。
Googleの便利なサービススペックとiPhoneの高精度な操作感覚の組み合わせが、現時点で最も使いやすいスマホの使い方だと言うのが、現時点でのボクの感想です。
Googleマップ
AndroidはGoogleののOSなので、Googleのサービス自体は、iPhoneよりもAndroidと親和性は高いです。
これは日々、Android機とiPhoneの両方を使っているとわかります。
iPhoneだけを使っている人は知らないと思いますが、Android版のGoogleマップには便利な仕様があります。
それは、Androidのアドレス帳に入っている連絡先の住所は、Googleマップ上に表示されるコトです。
これ、何気に便利なんですよねえ。
Androidのアドレス帳は、Google連絡先と言うクラウドサービスなので、当然のようにiPhoneとも同期されます。
ボクの場合、Google連絡先に1400件ほどの友人知人のアドレスが登録されていて、それらが、iPhoneとAndroid機とで同期されます。
もちろんパソコン屋タブレットとも同期されます。
AndroidのGoogleマップを見ると、それらのアドレスが地図上に表示されるので、行き先を探す際に非常に便利なんですよ。
iPhoneのアドレス帳でも住所欄をタップすればマップアプリが開くので、地図上で場所を見るコトはできますが、AndroidのGoogleマップでは、最初から地図上に表示されているわけです。
これはまさに、OSにアドレス帳機能とマップ機能が組み込まれているから可能なのだと思います。
iPhoneのGoogleマップアプリでも、iPhoneのアドレス帳アプリへのアクセスを許諾すれば、そう言う仕様にするコトはできるかも知れませんが、現時点ではそのような機能はありません。
Androidユーザーには常識かも知れませんが、iPhoneユーザーは知らないコトだと思います。
もちろん、これは、iPhoneとAndroidの性能とは何の関係も無く、単にアプリの機能の有無の話なので、スマホとしてどちらが優れていると言う話ではありません。
ただ、2大規格のスマホを併用していると、こう言う差異を知るコトができるので、それはそれで面白いな、と。