非天マザー by B-CHAN

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交通事故死者数の錯覚

最小

 

 

2018年の交通事故死者数は3215人。

統計以来の最小だったそうです。

 

www.iza.ne.jp

 

 

過去最少となったコトで、めでたし、めでたし、となるでしょうか。

 

 

相対値、絶対値

 

 

ボクは、このブログで何度も、相対値と絶対値の話をしてきました。

3215人が過去最少と言うのは、あくまでも相対値としての話ですね。

過去最少だから少ない、と感じる。

それは錯覚ですね。

 

よく考えてみましょう。

 

3215人。

1年が365日なので、毎日8.8人。

今日も8人が亡くなり、明日も8人が亡くなる。そんな毎日です。

ニュースで、交通事故で8人が亡くなったと聞けば大きなニュースですよね。

実際には365日連続でそれが発生しているわけです。

 

また、3215人は警察統計です。

事故から24時間以内に亡くなった人数ですね。

2日目、3日目、1週間後などを含めれば、事故死者数はもっとふくれ上がります。

8.8人と書きましたが、実際は毎日、10人20人と亡くなっていると考えた方が正確です。

怪我人は数十万人発生しています。

50万人としても、毎日、1000人以上ですよ。

今日も1000人が交通事故で負傷、明日も1000人が交通事故で負傷。

もちろん軽傷だけでは無いですよね。

なにせ数トンもある鉄のかたまりが時速数十キロメートルで人間に激突するわけです。

足が引きちぎれた人。

脊椎損傷で手足が動かなくなって一生の介護生活がいきなり始まった人。

寝たきりになった人。

意識を失ったままの人。

そう言う人たちが毎日、1000人単位で発生しているわけです。

とにかく交通事故の発生件数は非常に多いのです。

統計的に言えば、一生のうちに一度も自動車に衝突されない人は、確率的にゼロに近いのです。

それくらい大量の交通事故が発生しています。

 

飛行機が墜落して100人が死亡。

それが1年間に30回も発生したら異常事態ですよね。

でも、飛行機は安全なので、そんなコトはまず起こりません。

でも、自動車では過去最少の昨年ですら、それを超えてしまっているわけです。

でも、誰も異常事態だと思わない。

100人死亡の飛行機事故が30回起こっている以上のコトが起こっているのに、誰も異常事態だと思わない。

そのコトが異常ですよね。

 

繰り返しますが、事故に遭わない確率はほぼゼロです。

まさか!

と思う方がおかしいのです。

当然、自分も事故に遭遇する。

事故に巻き込まれた瞬間から寝たきりになる。

そう思って注意して出掛けるのが当然なのです。

 

そんなわけで、このブログでも、交通事故関係の記事は何度も書いて来ました。

過去記事も検索してみてください。