データ
2日前にボクは、データファイルなんてほとんど遺らない、なんて記事を書きました。
いまの文明はほとんど遺らない - 非天マザー by B-CHAN
マイクロソフトのExcel形式で保存されたデータは、マイクロソフトのExcelで開かないと、基本的には読めません。
1000年後の人がはたして解析できるかどうか。
クラウド
さて、現代社会では、多くの人はクラウドに依存して生活しています。
写真、音楽、動画、文書。
例えば、YouTubeやInstagramなどにアップした動画や写真は、それらのサーバーが故障すれば終わりです。
もちろん、厳重にバックアップされているので、ちょっとやそっとではデータは失われません。
しかし、保証はありません。
例えば、銀行の場合、預かるのは金銭なので、単なる数値の記録です。
Aさんが預けた100万円もBさんが預けた100万円も、色分けされていません。
とにかく銀行は、この2人に対してそれぞれ100万円ずつ保証すれば良いのです。
でもクラウドは違います。
Aさんがアップした動画とBさんがアップした動画とは異なります。
仮にその動画が消滅しても、その動画を取り戻すコトはできません。
固有のモノだからです。
いくらクラウドが堅牢で厳重な管理下にあっても、それはあなたから見れば第三者。
おカネや製品は買えば手に入ります。
しかし動画や写真は二度と手に入りません。
できれば、自宅での保存とクラウドでの保存のように、異なる複数の手段で保存したいモノです。