賃貸と持ち家
賃貸住宅を借りるか、持ち家に住むか。
永遠の論争であり、このブログでもたびたび書いています。
そして、何度も書いて来ましたが、どちらにもメリット・デメリットがあるので、人によって答えが違うと言うのが正解です。
例えば、自動車で比較すると、軽自動車のワンボックスカーとF1カー。
どちらが良い自動車でしょうか。
スピードで見れば、圧倒的にF1カーですよ。
でも、荷物がたくさん積めるのは軽ワンボックスカーです。
何を求めるかによって答えは変わるのです。
持ち家のデメリット
今回は、数ある持ち家のメリット・デメリットの中から、デメリットをひとつ書きます。
それは、管理リスクです。
持ち家の場合、所有権が自分にあるため、所有者責任が発生します。
これが賃貸住宅との大きな違いです。
建物の壁が崩れて他人にケガをさせた場合が想定されますね。
これ、一義的には建物の所有者の責任です。
賃貸住宅を借りて住んでいる人の建物の壁が崩れても、借家人の責任にはなりません。
これ、住宅に限りませんよね。
モノを持つと言うコトは、所有者としての責任が生じるのです。
建物を貸す側の大家さんと借りる側の賃借人。
賃借人の責任は基本的には家賃だけです。
借家内の水道が壊れたら、大家さんが直す義務があるのです。
所有者である、賃貸人だからですね。
小さなモノでは気になりませんが、家や自動車などでは所有者の責任が非常に大きくなります。
知らなかった、気付かなかったでは、法的に許されないコトもたくさんあります。
ボクは、16年前にクルマを手放して以来、自分が自分のクルマを運転して事故を起こすリスクが消えました。
これ、実は非常にキラクです。