1982年の覚醒
今日は恣意的な記事を書いてみます。
恣意的と言っても、データはきちんと事実に基づいて書きますので、ご安心を。
今、プロ野球は日本シリーズ真っ最中で、とりあえず第1戦と第2戦が終わりました。
両方とも福岡ソフトバンクホークスが勝ち、本拠地でのポストシーズン連勝を伸ばしまくっています。
読売ジャイアンツにしてみれば、山口、メルセデスと言う柱の投手で落としたのは痛いところです。
とは言っても、何が起るかはわからないので、第3戦以降も楽しみにしておきましょう。
今回、恣意的な記事と書いたのは、ボクは2003年以降の日本シリーズに触れるからです。
ウィキペディアの日本シリーズのページを見てみましょう。
ここに、各年の日本シリーズの結果が書かれています。
1973年までは、圧倒的にジャイアンツの黄金時代だったのがわかりますよね。
しかし1974年以降には両リーグが均衡していきます。
その中で、1982年に西武ライオンズが覚醒します。その年から1992年までの11年間で実に8回も日本一になっていますよね。
しかも、1985年、1993年、1994年、1997年、1998年にも、日本一は逃していますがリーグ優勝しています。
17年間で13回のリーグ優勝。これは1973年までのジャイアンツと双璧をなす強さです。
2003年の覚醒
2003年には、もうひとつの覚醒が起っています。
それは、パリーグの覚醒です。
2003年から2018年までの16年間で、パリーグ球団が実に13回も日本一になっています。
負けたのは、2007年、2009年、2012年の3回だけ。
しかも3回とも北海道日本ハムファイターズであるコトがわかります。
つまり、ファイターズ以外のパリーグ球団は2003年以降、負けていないのです。
まあファイターズも2016年にはしっかり勝っていますが。
特に際立つのが、福岡ソフトバンクホークス。
2011年以降、日本シリーズに5回出場して、すべて勝っています。
しかも、セリーグの5球団をすべて倒しています。
そこへ来て、今年は残りのセリーグチームであるジャイアンツとの対戦。
もしジャイアンツを倒せば、福岡ソフトバンクホークスとして、わずか9年間で、セリーグの全チームに勝つコトになるのです。
そう言う意味で、今年のホークスのチカラの入れ様はハンパでは無いはず。
そして、ここまで2勝。
みなさんは、この展開をどう見るでしょうか。
ちなみにボクは、体験したコトの無いコトを体験したいタイプの人間なので、同じチームの組み合わせはなるべく見たくありません。
できれば、今までに無い組み合わせの対戦を見たいですね。
バファローズ対タイガース、とか、ファイターズ対ベイスターズ、とか、マリーンズ対カープ、とか。