非天マザー by B-CHAN

iPhoneの使い方、IT、ビジネス、金融、経済、不動産、保険、音楽、映画、ニュース、自己啓発その他。

Evernoteについて当時から思っていたコト

Evernote

 

 

ボクのコトを昔から知っている人は、ボクがラーメン食べ歩き記録をEvernoteにアップロードし続けていたコトも知っているかも知れません。

Evernoteへのアップロードを始めたのは10年以上前ですね。

 

そんなEvernoteが日本法人を閉鎖したと言うニュースが流れました。

正直言って、Evernoteの最近のパワー低下は懸念材料だと思っていたので、予想どおりの展開でした。

ボクがアップロードしてきた素材たちも見るコトができなくなっています。

 

 

Evernoteが困難な理由

 

 

実はボクは当初からEvernoteのビジネスモデルは苦しくなるかもと感じていました。

それはEvernoteの仕組みにあります。

 

他の多くのクラウドサービスは、一定の容量を提供します。

例えば、100MBとか1GBとか。

ところがEvernoteは違うのです。

追加方式なのです。

ボクがラーメンの画像をアップロードするとします。

画像の大きさが1枚で1MBだとします。

最初の1枚の時点では使用容量は1MB。

しかし、どんどんアップロードして100枚に到達したら100MB。

1000枚に到達したら1000MB、約1GBですね。

 

こうやってユーザーが投稿を蓄積すると、Evernoteの使用容量も増加していきます。

 

他のクラウドは決められた容量内で使う。

Evernoteは蓄積していく。

これだと、時間が経てば経つほど、Evernote社の負担は増えますよね。

 

そしてついに日本では苦しくなった。

ボクはそう見ています。

 

 

パスワードに必ず英字の大文字と小文字を使えと言うのは罠

パスワード

 

 

パスワードが破られるかどうかは、確率の問題です。

例えば、アルファベットの大文字が1文字だけのパスワードの場合。

アルファベットの数は26種類なので、26分の1の確率で破られます。

パスワードがアルファベットの大文字2文字になれば、

 

26 × 26 = 676

 

と言うわけで、一気に676分の1になります。

 

 

大文字小文字

 

 

パスワードを作成するときに、

 

必ず英字の大文字と小文字を使ってください

 

と言うタイプのサイトがありますよね。

大文字と小文字を混ぜるから複雑になって安全。

そう思い込んでいるんでしょう。

でも、これもカンタンな数学の問題です。

 

例えば上記の様に2文字のパスワードを作るコトを考えましょう。

アルファベットの大文字26種類と小文字26種類を自由に使えるのなら、

 

52 × 52 = 2704

 

つまり、2704通りもの組み合わせがあります。

 

ところが、大文字と小文字を組み合わせてくださいと指定してしまうと、1文字目に大文字を使ってしまったら2文字目は小文字しか使えません。

逆に1文字目が小文字なら2文字目は大文字しか使えません。

なので、

 

52 × 26 = 1352

 

となりますね。

つまり、パターン数は半減。

カンタンに言えば、パスワードが破られやすくなります。

 

設計者のみなさん。

安全性を高めるつもりで逆に低めてしまう制限はやめましょう。

 

最初に書いたように、パスワードの安全性はパスワードの文字数を増やせば格段に上がるのです。

 

ボクも多数のサイトやサービスにアカウントを持っていますが、どれも数十文字のパスワードを使っています。

たまに、8文字以内のパスワードなどと指定があると、ガッカリするのですよ。

 

 

Microsoft 365を安く

Microsoft 365

 

 

現在、ExcelやWordなどのMicrosoftのOfficeアプリを使うには、Microsoft 365と言うサブスクリプションを使うか、買い切り版を使うか選択する必要があります。

前者は、月額もしくは年額で支払い、支払い続ける限り、アップデートされ続けます。

後者は買い切りなので追加コストはかかりませんが、やがて古くなります。

 

 

サブスクリプション

 

 

ボクは、仕事柄、毎日毎日、ExcelやWordを使うわけではありません。

今月は使ったけれど来月は使わない。

それくらいの頻度です。

 

そんなボクの場合、サブスクリプションに加入したり解約したりの繰り返し。

つまり、使う必要が出た時点でサブスクリプションを1ヶ月分だけ買うのです。

そしてすぐに解約。

それで1ヶ月間使えます。

結果的に例えば年に6回しか使わなければ半年分の費用負担で済みます。

 

これがボクの安くて最新版を使う方法。

あまり当てはまる人はいませんかねえ。

 

 

iPhoneの長所をひとつだけ言うなら

iモード

 

 

日本の携帯電話で一世を風靡したiモードが終わりますね。

 

www.docomo.ne.jp

 

 

まさに携帯電話とインターネットの融合。

 

しかし、数年後に登場したiPhoneも、スティーブ・ジョブズは携帯電話とインターネットの融合だと発表しました。

 

 

操作性

 

 

ボクはガジェット好きなので、iモードなど様々な携帯電話の機種やサービスを利用して来ました。

そんなボクがiPhoneを初めて使ったとき、衝撃を受けました。

 

良く言われるコトですが、Apple自身は新しい技術をほとんど何も生み出していません。

インターネットも携帯電話もパソコンのマウスもウインドウシステムも。

 

では、Appleの何がおそるべきなのか。

それは操作性なんです。

 

iモードの頃の携帯電話。

覚えているでしょうか。

地図アプリの動きはカクカク。

カーソルキーを使っての文字単位の移動。

 

ところがiPhoneでは、地図はスムーズにスクロール、回転、拡大縮小。

8ビットパソコンがスーパーファミコンに移行した、と言えばわかるでしょうか。

 

そこなんです。

そこがiPhoneなんです。

スクロールにしても、普通にスムーズに動かせば良いハズなんですが、自然界の動きに近づけるために、どんどん加速スクロールして、端まで来るとポヨンと跳ね返る。

指を離すといきなり止まるのでは無く、だんだんゆっくりになって、やがて止まる。

慣性スクロールですね。

こんな操作性は、それまでの携帯電話どころかパソコンにもありませんでした。

 

すごいのは携帯電話とインターネットの融合ではありません。

そんなのは時代が進めば誰かが実現したでしょう。

 

あの操作性を小さな携帯電話の中で実現したセンス。

もし、スティーブ・ジョブズがあれを取り入れなければ、いまでももしかしたら、スマートフォンの操作性はカチッとしたモノだったかも知れません。

 

 

iMacメモリー64GBにするかどうか問題

iMac

 

 

ボクが愛用しているiMacは2017年モデルです。

このブログでも当時、それに関して色んな記事を書きました。

あれから7年近く経ちました。

 

すでに最新のmacOSは適用出来ない旧モデルなので、そろそろ買い換えを検討する時期です。

 

 

メモリー64GB

 

 

買った初期状態では、メモリーは8GBでした。

4つのメモリー用スロットがあり、そこに4GBが2枚刺さっていました。

同時にボクは16GBのメモリーを2枚買って差し込み、計40GBの状態で使っています。

この機種の上限は、16GBの4枚刺しで64GBなんです。

でも、現状の40GBで何ら不満は無い状態です。

あらゆる作業が快適にこなせています。

たぶん、64GBにしても、変化はほぼ感じないと思います。

つまり、ムダ遣いなんですよね。

 

 

 

現時点で、16GB1枚の価格は5000円ほど。2枚で1万円。

ここで悩むのは、売却価格なんです。

40GBのままでYahoo!オークションに出す場合と、1万円投資して64GBにしてYahoo!オークションに出す場合と。

はたしてどちらが投資効果が高いか、ってコトなんです。

ご存じの通り、Yahoo!オークションは落札価格がわかりません。

確実に数万円の値は付くでしょうけれど。

 

 

USB Type-Cより前と以降の違い

USB

 

 

パソコンの黎明期から見て来た人はご存じですが、パソコンに接続する端子って時代と共に移り変わりました。

昔の高速な端子としてはSCSIなんて懐かしいですよね。

思い出としては、とにかく昔の端子は大きかったのです。

 

ja.wikipedia.org

 

 

SCSI以外にもRGBケーブルとかRS-232Cとか。

 

そこへ行くと、USBの登場は衝撃でした。

 

 

USB Type-C

 

 

当初からおなじみのUSB端子は、いまはタイプAと呼ばれています。

あの長方形のヤツ。

あの小ささと便利さには歓喜。

そして最新はUSB Type-C。

さらに小さくて楕円形に近くて表裏が自由な形。

実に便利です。

さっさとタイプAやタイプBやMiniUSBやMicroUSBは滅んで欲しいです。

ややこしいので。

あとLightningも。

 

でも、みなさん。

ひとつ気を付ける必要があるんです。

それまでには起こらなかった現象が、USB Type-C時代になって起こっているのです。

 

それは……。

 

そうです。

ケーブルの両端ともUSB Type-Cである現象です。

 

それより前のUSB端子、USBケーブルにはお約束があり、両端ともタイプAなんてコトはありませんでした。

例えば、パソコン側がタイプAでプリンタ側がタイプBでした。

大ざっぱに言えば親子関係が決められていたわけです。

 

でも、USB Type-Cに統一されると、両端がそれになります。

なので、接続できる端末同士の関係性を管理するのは、ユーザーに委ねられる状態です。

 

理論的にはつないではいけない端末同士でも物理的につなぐコトが可能になるんですね。

ユーザーが知らずにそれをやってしまう、と。

 

これが利便性と裏腹にやってくるリスクですね。

 

 

確定申告完了

確定申告

 

 

ボクは転職が多いですが、サラリーマンである期間が一番長かったです。

途中で生命保険業界に身を置いて個人事業主となりましたが。

それ以外はサラリーマン。

でも、このブログを10年以上前から続けていて、ブログ収入があるため、確定申告を10年以上前から行っています。

サラリーマンの人で勤務先に副業がバレたくない人は、このブログ内で該当記事を探してみてください。

副業が認められている会社であっても、実際に副業をしているコトを知られたくないケースもありますしね。

 

 

やよいの青色申告オンライン

 

 

ボクがサラリーマンを卒業して開業届を出したのが2年前の7月。

決算期は1月から12月までの1年間。

なので、初年度は半年だけ確定申告しました。

有名な、やよいの青色申告オンラインと言うサービスを利用しました。

初年度は無料でしたし。

で、昨年(2023年)に正式に仕事をスタート。

この2月末に、ようやく確定申告が終わりました。

きちんと売上と経費が絡んだ、初めての確定申告でした。

正直言って、毎月コツコツと領収証を入力して来なかったので、2月にまとめて入力。

かなり焦りましたが、まあ何とか終了。

あとは、自動的に決算書類と確定申告書類が作成され、e-Taxで送信完了。

毎年、税務署に足を運んでいる人はわかると思いますが、大混雑なんですよね。

もう、あそこには行きたくありません。

 

と言うわけで、オンラインで確定申告を済ませたい人は、どうぞ。

 

www.yayoi-kk.co.jp

 

 

これ、ここでこうやって紹介しても、ボクにメリットは無いですが。

 

 

受験方法について

試験官

 

 

大阪大学の入試中に試験官が集まって笑い声を発していたと言うニュースを読みました。

受験生は抗議しましたが、大学側は、そのような事実は無かったとして再試験はしない方針だそうです。

 

うーん、困りましたねえ。

 

試験官を担当する人材はすべてが理想的人材ではありませんし、そんな人材だけを求めるなら、完全に人手不足です。

遠方から足を運んで1回切りのチャンス。

天候や体調にも左右されるのに、試験官にも左右される。

 

ホント、困ったモノです。

 

ボクは思いました。

 

 

リモート

 

 

そろそろ、リモート受験も視野に入れる時代なのかな、と。

遠方の受験生は、前日から会場近隣のホテルを予約するんですが、そう言うシーズンは需要が高いため、料金が高騰します。

1泊で数万円に及ぶコトもあるとか。

当日に会場に向かう人にしても、交通手段の影響を受けます。

途中で事故が起こるかも知れません。

 

本来の能力以外の要因に左右される確率が高いんですよね。

大学が受け入れたい優秀な人材が、能力以外の要因で弾かれる。

もったいないですよね。

 

リモート受験にすれば、宿泊と交通と試験官の問題は排除できます。

余計な要因が消え、受験生も安心できます。

試験内容もリモートで可能な内容にするのです。

 

同じ会場に全国から集まって試験を受ける必要性って、薄い気がするんですよね。

 

 

デジタル過渡期

デジタル時代へ

 

 

ボクが生まれた当時は世の中にパソコンなんて見当たらなくて、携帯電話ももちろん無し。

それが、大人になるにつれてパソコンが登場し、携帯電話が登場し、やがてカメラもフィルムからデジタルに移行しました。

 

つまり、アナログの時代からデジタルの時代への変化を身をもって体験してきたのです。

 

 

カメラ

 

 

さっき、たまたま昔のカーオーディオのカタログが載っているウェブサイトを見つけました。

そう言えば、ボクも昔、載っていたクルマにケンウッドのカーオーディオを載せていたなあ、と。

どの機種だったかな、と思い出そうとするんですが、決め手がありません。

 

そこで思ったんです。

 

現在と昔の大きな違いは、デジタルカメラの有無だ、と。

 

いまの世の中って、個人個人が膨大な数の写真を撮影しますよね。

年間、数百枚、数千枚。

しかも、それがデジタルなので劣化しません。

100年後にも同じ画質で見られるのです。

さらに、インターネットに載せて多くの人と共有できます。

つまり、画像映像資産が残るのです。

 

でも、アナログ時代には、それは困難でした。

ボクが昔、使っていたカーオーディオの写真。

それは残っていません。

だって、いまのように気軽に写真なんて撮りませんから。

旅行に行って記念写真は撮りますが、いちいち車内の日常の写真なんて撮りません。

だって、撮影しても、現像つまり人間が見られるようにするのにコストと時間がかかりますし。

さらに、写真の数が増えれば保管場所の問題もあります。

 

ボクは1995年の阪神大震災の被災者ですが、当時はフィルムカメラ。

確かに写真は数枚程度、ボクも残しましたが、その程度です。

フィルムなので経年劣化。

一方、2011年の東日本大震災。

膨大な数のデジタル画像映像が残されています。

 

こう考えると、人類にとって、デジタルカメラの登場は、後世に情報を残す意味で、画期的な出来事なんですよね。

 

 

iPhoneのバックアップが久しぶりにできた

iPhoneのバックアップ

 

 

ボクは長い間、iPhoneのバックアップ作業を行っていませんでした。

だって、大きな空き容量が必要だからです。

バックアップは、パソコン内に行うか、iCloudに行うかを選べますが、どちらも容量不足でした。

 

そこで、先日、パソコンのストレージ整理をしました。

 

www.b-chan.jp

 

 

バックアップ容量

 

 

あらためて、iPhoneをパソコンにバックアップすると、無事に行えました。

Macの場合、バックアップフォルダは、

 

~/Library/Application Support/MobileSync/Backup/

 

です。

で、実際にバックアップされた容量を見てみました。

 

53.34GB

 

と表示されました。

巨大ですねえ。

ボクのiPhoneのストレージは512GB。

アプリ本体はApp Storeからダウンロードできるため、バックアップする必要はありませんよね。

バックアップされるのはあくまでもプライベートなデータ。

それらが53.34GBあると言うコトです。

 

パソコンに53GBものストレージの空き容量が無いとバックアップはできません。

でも、そんなに空きが無い人もたくさんいるでしょう。

これって、深刻な問題だと思うんですが、いかがでしょうか。

 

 

久しぶりにヤフオク!に出品

不要品

 

 

ボクのヤフオク!歴は331回ですが、今日は久しぶりに色々と出品しました。

不要品がたくさんあるので。

 

ついでに、ボクのヤフオク!利用歴を見てみたんです。

記念すべき第1回目の出品は2002年1月でした。

 

22年も前ですね。

 

 

技術の進展

 

 

当然ですが、いまと22年前では技術がまったく異なります。

当時は、アナログな部分が多かったんですよ。

普通に手書きで宛名を書いて送っていました。

出品者・落札者双方の住所・氏名はもちろん匿名ではありませんでした。

落札代金の着金も、普通に着金待ちしていました。

まあとにかく手間と時間がかかっていました。

いまでは、宛名を書く手間も不要。

もちろん匿名。

落札代金の着金トラブルもほぼ無し。

 

技術の進歩は人間をダメにするとも言いますが、同じコトをするのにコストは低い方がいいのですよ。

金銭コストも時間コストも。

だって、その分、浮いたコストを他のコトに回せますから。

つまり、同じリソースで、より多くの経験を積めるのです。

 

ボクはこれからの人間の技術の進化に期待しています。

未来はいつまでも楽しみなのです。

 

 

パソコンのストレージ整理

ストレージ

 

 

ボクが自宅で日常的に塚行っているパソコンはiMac。

画面は27インチのRetinaディスプレイで、ストレージは512GBのSSD。

ここ1年ほど、ストレージの残容量が20GBを下回るコトが多く、整理が必要だな〜と感じていました。

年が変わったのを機に、不要なファイルをバッサリ削除しました。

 

 

プラグイン

 

 

ボクの趣味は作曲なので、ボクのパソコンには、音楽制作アプリの一種であるDAWやらソフトウェアシンセ、VSTなどのプラグインが大量に入っています。

実際、それらのうち、使うのはほんの一部。

パソコンを買った頃はうれしくて片っ端からインストールしましたが。

と言うわけで、今回は片っ端から削除。

例えば、

  • Logic Pro X
  • GarageBand
  • Cubase
  • Reason
  • KORG Gadget

などのDAWがズラリと入っていましたが、こんなにも使えるわけが無いので、好きなReasonを残して削除。

ただし、Reasonは特殊なので、もうちょっと汎用的なDAWとして、Logic Pro Xを再インストールしました。

あと、数多くのVST(やcomponent)をフォルダごと全削除。

そこに再度、

  • SampleTank
  • SynthMaster

をインストール

この両者はどちらも膨大な数のサンプルサウンドを搭載しています。

趣味レベルで音色を探すのなら、これだけで十分でしょう。

 

結果、現在のストレージの空き容量は150GB前後。

心に余裕が生まれました。

 

 

VHSテープの寿命

VHS

 

 

現在の動画保存はスマートフォンやパソコンの外部ストレージが主流です。

ちょっと前はBlu-rayやDVD。

その前はビデオテープでした。

ビデオテープの主流はVHS。

なので、世界中にVHSテープがあふれかえっています。

 

 

寿命

 

 

そのVHSの寿命が30年くらいらしいですね。

1990年代にピークを迎えたVHS。

その多くが寿命。

 

世界中の大量の映像資産が消滅します。

その前にデジタル化しないと。

 

ボクはとっくの昔にVHS使用をやめたので、1本も持っていませんが、自宅に大量にVHSテープが眠っている人は多いでしょうねえ。

子供の運動会を撮影したビデオテープ。

これを見るためには、再生機器がある媒体に移しておく必要があります。

VHS再生機なんて見つけるのは困難。

DVDやBlu-rayのような光ディスクなら、まだ将来性はありそうです。

でも、一番無難なのはコンピュータのファイルとして保存ですね。

いまならMPEGのような。

つまり、1個1個の物理的なメディアに保存すると大量のメディアが倉庫に眠るコトになるので、その考え方は捨て、コンピュータのストレージにファイルとして保存する考え方ですね。

 

それにしても、VHSは寿命が来てしまうので、VHSからデジタルデータに変換する業者さんが大忙しらしいです。

来年はさらに忙しくなるでしょう。

そうしないと手遅れですから。

 

 

ゲームのアップデート

インターネット

 

 

何度か書いてきましたが、ボクはインターネット過渡期世代です。

生まれて物心がついてしばらくはインターネットなんて存在しませんでした。

携帯電話も存在しませんでした。

だから、外出してしまうと、基本的には連絡を取るのは不可能です。

そんな時代を暮らしました。

しかし途中からインターネットや携帯電話が普及。

世界は激変しました。

激変前の時代と激変後の時代。

どちらもガッツリ経験しています。

 

 

ゲーム

 

 

激変前の時代のゲーム。

それは家庭用ゲーム機でもアーケードゲームでもパソコンゲームでも、とにかく売り切りでした。

ユーザーはゲームを買って来て楽しむ。

それだけです。

しかし、いまの時代は違います。

アップデートと言う概念があるんですから。

 

ゲームで遊んでいると、アップデートがやって来て、ゲームが変化します。

これって30年前のゲーマーには考えられないコトなんですよね。

 

数年前にスマートフォンにインストールして当時よく遊んでいたゲーム。

それを数年ぶりに起動すると、アップデートのおかげで中身が別物になっています。

同じゲームなのに。

 

あんなによく遊んだゲームなのに、いま遊ぼうとすると、ルールがさっぱりわからない。

かつて激変前の時代のボクは、まさか将来、そんな時代が来るなんて知る由もありませんでした。

 

 

スマートフォン登場による最大のパラダイムシフト

パソコンからスマートフォンへ

 

 

数十年前、ボクは小学生の頃にパソコンに興味を持ち、プログラミングを始めました。

当時は周りにパソコンを持っている人はいなかったので、一人でコツコツと学んでいました。

それから十数年でパソコンは爆発的に普及し、21世紀に入ってからは、パソコンを使うのが普通である世界になりました。

 

そこへ登場したのがスマートフォンでした。

 

 

パソコンとスマートフォンの最大の違い

 

 

パソコンを使うのが普通である世界、と書きましたが、それは主に仕事目的。

仕事でパソコンを使えない人は就職で不利になる。

そんな世界です。

逆にプライベートの生活では、パソコンを使わなくても何とかなりました。

しかし、スマートフォンは違いました。

仕事に関係なく、スマートフォンを使えないと、生活に支障をきたす、とまでは行かないとしても、非常に不便な世界になりました。

逆に言えば、スマートフォンを使うと非常に便利なのです。

この数十年間での巨大な2つのIT機器。

パソコンとスマートフォン。

現実的には、スマートフォンは小さなパソコンです。

なので本質的には同じです。

両手で使うか片手で使うか程度の違いです。

 

ボクはひとつだけ両者には本質的な違いがあると思っています。

それは、画面が隠れてしまうかどうか、です。

パソコンを普通に操作するとき、画面は隠れません。

でも、スマートフォンを操作するとき、常に指で画面が隠れます。

もちろん、タッチパネルでは無いスマートフォンなら隠れないんですが、タッチパネルのスマートフォンがスタンダードとなったいま、スマートフォンの画面が隠れるのは、大きな特質となりました。

ユーザーインターフェースは、それを前提に作られています。

指の真下では無く、ややズレた位置にレスポンスが表示されます。

これはパソコンとの大きな違いです。

 

普段、意識しないと思いますが、ゲームでも、実はユーザーは操作中は画面全部を見ていないのです。

パソコンや各種ゲーム機で遊んでいる時代には想像しなかった現象です。

しかもスマートフォンの画面は小さいので、指で隠れる面積は画面に対して比較的大きいわけです。

例えば、50インチくらいの画面のテレビで、画面を腕で隠すような感じです。

それってジャマですよね。

でも、スマートフォンの操作中には、それを意識しない。

画面を隠すのに、それを意識しない。

ボクはこれがスマートフォン時代のパラダイムシフトだと思っています。