沈没
北海道で痛ましい船の沈没事故が起こったばかりですが、ボクはこの夏に船に乗る予定です。
このブログの過去の記事を知っている人ならわかるかも知れませんが、ボクはかなりの心配性。
何せ、こんな記事を書くくらいですし。
鉄道の駅のホームでは絶対に最前列では列車を待ちません。
誰かから背中を押されて突き落とされる事件が数年に1回ほど起きています。
道を歩くときは、ビルの看板が落下してきても大丈夫なように、建物から離れて歩きます。
突然、後ろから通り魔に刃物で刺される事件も数年に1回ほど起こっているので、歩くときはこまめに後ろを振り返ります。
海水
この夏にボクが船に乗る場所は九州です。
夏の九州。
今回の北海道での事故では、泳げるか泳げないかは関係ありませんでした。
冷水が問題でした。
どんなに泳げる人でも冷水に入れば、数分で意識を失います。
そのコトを知って以来、ボクは寒い季節で北国に船に乗るのを避けました。
数年前に東北地方で船に乗りましたが、それも8月。
海水が温かければ、少なくとも船が沈んでも低体温で命を奪われるリスクは無くなります。
そうすると、救命胴衣などの準備にかかってきます。
もちろん、この夏の乗船でも、事前にそれらのチェックは怠らないつもり。
船に限りません。
大勢の人が暮らしている限り、無数の事故が起こります。
自分は事故に巻き込まれないと言う考え方には何の根拠もありません。
これまでの歴史でも数え切れないほど多くの人が事故で亡くなったのです。
その中にも、まさか自分は事故に巻き込まれないだろうと思っていた人もたくさんいるハズです。
繰り返し言いますが、まさか事故に巻き込まれないだろう、なんて何の根拠もありません。
実際に世の中では多くの事故が毎日起こっています。
重要なのは、事故が起こったケースでも命に別状は無いかどうかと言う判断です。
クルマに乗るのにシートベルトをしない人がいます。
その人たちは、事故が起こったら高い確率で命を失います。
シートベルトをしていれば、高い確率で助かります。
だから、ボクが確実にシートベルトをします。
法律で義務付けられているからするのではありません。
仮に法律でシートベルトが禁止されていてもするでしょう。
法よりも命が優先なので。
事故は起こらないのでは無く、事故は確実に起こる前提で生活する。
起こっても命に別状が無いような対策を怠らない。
それでも完璧ではありませんが、生存の確率は上がります。