犬も猫も
平和主義者のB-CHANより愛を込めて書きます。
世の中には、
- 犬派
- 猫派
などと言う風潮があり、何だか険悪なムード。
あなたは犬派ですか、猫派ですか、なんて質問。
犬派の人たちは猫を毛嫌いし、猫派の人たちは犬を毛嫌いする。
ボクは犬も猫も好きです。
このパターンって世の中に多くないですか。
- 野球ファン
- サッカーファン
けっこう、ののしり合ってますよね。
ボクは野球もサッカーも好きです。
パソコンの世界で、
- Windows派
- Mac派
これまた批判し合ってる人、多いですよねえ。
ボクはWindowsもMacも好きですねえ。
- iPhone派
- Android派
これも同じ。
ボクはiPhoneもAndroidも好きです。
他にもいろいろありますね。
- 賃貸
- 持ち家
- 自民党
- 民進党
- キヤノン
- ニコン
まあ、キリが無いんですが。
分裂することが争いを生む
前回の記事とも通じるところがあります。
人間でも物事でも、完璧に良かったり完璧に悪かったりすることは無いんです。
良いところもあれば悪いところもある。
正しいところもあれば間違ったところもある。
ボクにも長所と短所がある。
あなたにも長所と短所がある。
犬にも長所と短所がある。
猫にも長所と短所がある。
物事に完璧を求めると、この世の何もかも受け入れることができなくなります。
逆ですね。
世の中のすべての物事には長所と短所があり、自分と異なる部分もたくさんある。
それが多様性の考え方です。
ボクが特に強く思うのが国に対する考え方なんですよね。
日本を愛する気持ちは大切でしょう。
それは理解できます。
しかし日本が好きだから他の国はキライ、と言うことにはボクはなりません。
日本も好きだし他も好き。
これが正しい愛国心と間違った愛国心との違いでは無いですか?
でも、中国や韓国、北朝鮮は反日でしょ?
と言う人たちがいます。
それもまた、ひっくるめてしまっている考え方です。
当然ですが、中国や韓国、北朝鮮の中にもたくさんの人がいて、反日の人もいれば親日の人もいます。
個別で判断すべきですよね。
だって、ひっくるめてしまうのなら、例えば、かつてのオウム真理教のサリン事件を思い出してみてください。
彼らは多くの日本人を傷付けました。まさに反日ですよ。
でも、彼ら自身もまた日本人。
てことは、日本人も反日ってことになってしまいますよね、ひっくるめると。
実際は違います。
日本人の中にも愛国心のある人もいれば反日の人もいます。
国家単位でひっくるめると話がおかしくなります。
あるいはボクのように愛星心を持った人間もいます。
国家なんてのはしょせんは人間が地球に勝手に線を引いて分裂させた人為的なモノ。
もともと地球はひとつであり、地球に国境なんて無いんです。
つまり、国家と言う概念が自然に対する人間の冒涜なんですよ。
北朝鮮と韓国は元々ひとつなのに分裂してますし、ドイツだってかつては東西に分裂していました。
人間のさじ加減で変化するんですよ、国家なんて。
絶対的な存在では無いんです。
そんな脆い幻想のような国家を、人間は心のよりどころにしてしまって、国家間で戦争する。
おろかですよね。
今はひとつの日本列島で、日本に対する愛国心がうんたらかんたらと出てきますが、10万年後には変化しているかもしれませんね。
いまの東京と名古屋が別の国家に別れているかも知れない。
すると、異なる国同士だからと言って争いが起こる可能性があります。
それが国家です。
人間のさじ加減で戦争を起こせてしまうのが国家。
悲しいですねえ。
みんな同じ自分の星。
地球人。
なぜ同じ星の人同士で戦争するんでしょうね。
人間がバカだからですね。
冒頭に書きましたが、ボクは平和主義者なので、こう言う考え方です。
もちろん現実的にはボクのような平和主義者は少なくて、国家の存在が当たり前だと言う考え方の人が大半なので、悲しいことですが、戦争に備えなきゃなりません。
それが現実です。
地球上がボクのような存在ばかりになれば、戦争は無くなるんですけどねえ。
どうしたらいいのやら。