消費税率が10%に
今日、2019年10月1日、消費税率が8%から10%に上がりました。
ただし、持ち帰りの食品は軽減税率なので、8%のままです。
と言うわけで、長年、キャッシュレス生活をしているボクが近所のローソンで買い物をしてみました。
キャッシュレスポイント還元を使っています。
キャッシュレスだと、どのようにオトクなのかを見てみましょう。
ボクが使っているのはiPhoneで、 レジでは、Pontaアプリを提示してPontaポイントを貯め、かつ、PayPayアプリで支払います。
領収証の内容
まずは、レシートを見てみましょう。
計9品目、すべて食品ですので、消費税率はすべて8%ですね。
税込価格は1,842円。
その内、消費税が136円、本体価格が1,706円。
ここまでは従来通り。
では、キャッシュレス還元額の項目を見ましょう。
36円と記されています。
これが還元額です。
このローソンはキャッシュレスポイント還元率は2%なので、
1,806円 × 2% = 36円
が還元されるわけです。
これでわかるように、キャッシュレスポイント還元は本体価格では無く税込価格に掛かるんですね。
当然ですが、現金で買う人には、この還元はありません。
と言うわけで、税込1,842円ですが、36円還元なので、実際の支払い額は、1,806円です。
PayPayのご利用額の欄に記載されていますよね。
なお、ローソンのような大手企業は、キャッシュレスポイント還元率は2%ですが、個人商店などの小さな店舗では5%です。
キャッシュレスで買い物するだけで5%もの還元を受けられるので、もはや現金を使うメリットよりもキャッシュレスのメリットの方が大きいと思います。
ついでにレシートを見てみると、買上ポイントの欄に、17Pと記載があります。
これは、Pontaのポイントですね。ポイント付与率は1%です。
さらに、レシートには記載されませんが、PayPayも付与されています。
PayPayの付与率は、1.5%で、今回は27円でした。
よって、ボクは、今回の1,842円の買い物で、
- 36円の還元
- 17円のPontaポイント
- 27円のPayPay
の計、80円分を獲得しました。実質的に、約4.3%の割引を受けられた計算です。
2%税率アップで2%の還元はプラスマイナスゼロでは無い
ふと、2%消費税率が上がって、2%の還元を受けたら、差引きゼロだと思ってしまいませんか?
でも、上記にあるように、2%の還元は税込価格に対してなんですよね。
なので、消費税率が10%(従来より2%アップ)になってもオトクです。
計算してみます。
例えば、1万円の買い物をしたとしましょう。
従来(消費税8%)では、
1万円 × 8% = 10,800円
現在(消費税10%)では、
1万円 × 10% = 11,000円
です。
一方、還元額は、
11,000円 × 2% = 220円
つまり、消費税は200円のアップですが還元が220円なので、20円安くなるのです。
ボクも知らなかったんですが、今回の買い物によって、キャッシュレスポイント還元が税込価格に対してだとわかったので、このように安くなるわけです。
キャッシュレスのススメ
と言うわけで、ボクは10年以上前から電子マネーを使っていて、このブログでも、早く現金が滅亡しますように、と書いているくらい、キャッシュレスの便利さを享受しています。
セキュリティに関しても、現実的な確率を考えれば、現金よりも電子マネーの方が安全です。
その上、今回のような優遇策。
キャッシュレスでの決済は、面倒な現金のやり取りやポイントカードのやり取りもありません。
レジで、Pontaアプリの画面を見せてからPayPayの画面を見せるだけ。
ボクは、コンビニでは、財布を持たずにiPhoneだけで買い物しています。
iPhoneに、この2つのアプリがあればOK。
キャッシュレスポイント還元は、Suicaなどのように、事前に登録が必要なサービスもあるので、詳しくは各サービスのウェブサイトを確認しましょう。
食わず嫌いの人は、これを機に、電子マネーの使い勝手を経験してみてはいかがでしょうか。