写真と言う証拠
お笑い芸人と反社会勢力との付き合いに関して、この記事を書いている時点では、事実が明らかになっていないので、それを前提に書きます。
この記事以降に動きがあった場合は、そちらが優先されます。
さて、今、写真週刊誌が、お笑い芸人と反社会勢力との記念写真を掲載して、
「芸人と反社の交際」
と言った意味合いの記事を書いています。
ボクは先日、写真と言うメディアは証拠としては時代遅れと書きました。
現代の写真は、改ざんが自由に行えますし、改ざんの技術もどんどん進化しているからです。
写真が存在しても、その写真が本物かどうかが疑わしいので、もはや、写真を証拠として使うコトに無理があります。
よって、写真週刊誌の存在価値も皆無に近いとボクは思っています。
では、ここでは、仮に写真が本物だと仮定して話を進めましょう。
写真が存在するコト自体が事実を否定する
さて、写真が本物だと言う前提で話をします。
すると、写真週刊誌に載っている写真は、芸人と反社との記念写真。
この写真を見て、写真週刊誌は、黒い交際と騒いでいるわけですね。
ここで、まともな思考力を持っている人なら、そのおかしさに気付きます。
自分が芸人だったとしたらどうでしょうか?
もし自分が芸人で、反社と交際があるのなら、反社と仲良く写っている写真なんて絶対に撮りません。
わざわざ写真なんか残しても、自分に何のメリットもありませんし、リスクが大きすぎます。
黒い交際があるのなら、写真なんて撮らないのが普通です。
つまり、本物の記念写真が残っていると言うコト自体が、交際が無いコトの証しになると考える方が極めて自然です。
写真があるから交際があると考える写真週刊誌の考え方は、とても不自然だと思いませんか?
まともに考えれば、写真の存在が、交際が無いコトを語っているわけです。
でも、それを言ってしまうと写真週刊誌は商売になりませんよね。
世の中には、マスコミにマインドコントロールされる人も少なからず存在します。
テレビで放送しているから信じてしまう。
雑誌に掲載されているから信じてしまう。
そう言った人たちは、ロジカルシンキング(論理的思考)とはほど遠い場所にいます。
だからテレビでバナナダイエットが紹介されただけでバナナを買いに走るわけですね。
その論理性を検証せずに。
あと、こう言う記事を書くと、ボクが芸人を擁護していると言い出す人がいるんですが、擁護と言う感情を持ち込むとロジカルシンキングはできません。
ボク個人は芸人に何の感情もありません。味方とも敵とも思っていません。
なので、擁護する必要性も非難する必要性もありません。
そもそも、ボクはテレビを所有していません。テレビに興味が無いので。
よって、それくらい、芸能人に対しても何の擁護の感情もありません。
テレビに出ている人に何の特別な感情も無いので。
そう言った感情を抜きにして、目の前に存在する材料を元に論理的に検証してみれば、写真の存在は、写真週刊誌の主張を否定していると考えるのが自然だと言うコトです。
もちろん、ここに書いたのは、確率論です。
中には、頭の悪い芸人がいて、交際があるにも関わらず写真を撮ってしまっている人もいるかもしれません。
ボクは、こんな推論を元に、事実がどうなのか、明らかになるのかを、話のネタとしてウォッチしています。
ちなみに、こんなコトも書いたので、良ければ読んでくださいね。
現時点では、芸人が黒い交際があるかどうかは推測でしかありません。
一方、写真週刊誌が写真を掲載して黒い交際疑惑を掲げている行為は事実です。
事実に対しては批判する権利はありますが、推測に対して批判する権利は誰にもありません。